本気の起業家にとって魅力的な国・中国

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

私が最初に中国に訪れたのは10歳の時で、それ以来かなり頻繁に、家族の出身地である福州、広州、上海、杭州、蘇州、北京などに訪れている。

私は本心からこの国を好きになったことはないということを認めなくてはならない。道のあらゆるところに唾が吐かれ、汚かったことを常に思い浮かべる。兄弟と私は、若かった頃、中国に行くのを避けるためあらゆる口実を探したものだった。しかし時は過ぎ、中国の状況は急激に改善された。シンガポール人の視点から言えば、まだこの国を嫌う数多くの理由は残されている。特に北京の汚染に対しては。

公平を期すために言うが、中国を愛する理由もまた数多くある。とりわけあなたが起業家である場合は特に北京がよいだろう。北京のエネルギーは驚くべきものである。

今週と先週(本文掲載10月28日)のほとんどを、私はミーティングのためカフェからカフェへ(たいがい無料Wi-Fiを利用しながら)飛び回っていた。これらのカフェで起業家たちがコーヒーに自分自身を映しながら、投資家や開発者たちにピッチをおこなうのは非常によく見られる光景だ。英語、中国語、そして両方の言葉で参加することができるテック関連のイベントはほぼ毎日行われている。その熱気はすごいもので、テック業界にいる起業家たちにとっては、北京に恋に落ちるのはたやすいものである。

都市もまた外国人で溢れ、首都が異文化による多様性に満ちた場所にしている。ここ数年この都市に住んでいるというアメリカ人にも私は数えきれない程会ってきている。彼らに対する質問はいつも同じだ。「どうしてここ中国に来たのか?」リスクのある中国への移住について懸念を話す人もいるが、彼らのほとんどが、この国はエキサイティングで、チャンスに満ちあふれていると話す。

中国に10年以上住んでいるアメリカ人の起業家でありエンジェル投資家である Richard Robinson も同じ考えをもっている。コーヒーセッションで、彼は私に、中国では成功して利益をえた第一世代の起業家たちが、第二世代や第三世代の起業家たちの手助けをしていると話した。この増大するコミュニティの中には、かなりの量の投資会社やメンターシップが存在するという。彼はまた、外国人、特に中国人を見ていない外国人から学ぶものが多いと認める。

私はまた、大学時代に会った友人と 55Tuan(窩窩団) を設立するという思い切った一手を打ったシンガポール人の James Tan とも会った。彼は北京の清華大学のMBAの奨学金制度をたまたま見つけ、すぐさまチャンスをつかみ、生徒として中国をより深く学ぶことが いい方法であると考えた。それは明らかに、彼がこれまでの人生で下した決断の中で最も良いもののうちの1つだった。清華大学のクラスメイトと共にスタートした 55Tuan というサービスは、今や中国において最も大きな共同購入サイトの1つとなり、年末のIPOに向けて準備中だ。

彼は私に、小さな市場に24時間集中することができるのなら、なぜその同じ時間を大きな市場に対して費やさないのか、と言った。

ブロガーとして、私は様々な国のテック業界を探しにアジア中を旅行する機会に恵まれた。インドやインドネシアはエキサイティングだったが、中国のエネルギーに勝るものはなかった。中国は自ら進んで快適な空間を飛び出し探検をする真剣な起業家たちにとって完璧な場所だ。現在中国には数えきれないくらいのたくさんの可能性が秘められており、それはこの次の10年も続くことだろう。そしてそれは特に、英語と中国語で教育を受けているシンガポール系中国人にとって当てはまる。

中国のテック業界は、おそらくまだ未発達なステージである。Baidu(百度)、Alibaba(阿里巴巴)、Tencent(騰訊)のような大企業によって支配されている検索、Eコマース、ソーシャルなど主要な積み木でさえも、埋めなくてはいけないギャップがまだ数多く残っている。だが、スタートアップ企業、特にモバイルインターネット業界はチャンスにあふている 。つい先日、Lee Kai Fu(李開復)がつい先日説明したように。(関連記事)

私は、北京に見聞を広め、探検するため単身で飛び込んだことにわくわくしている。中国で次のスタートアップを設立できる可能性についても考えている。しかしそれを成し遂げる前に、中国文化や物事の動き方について、より多く学び理解するには非常に多くの忍耐が必要だとわかった。中国におけるチャンスは、私にとっては中毒性が高すぎて、まるで20代半ばのパンクのようなものである。この体験は恐らくここにいる今後2、3年間において最もためになる人生経験となるに違いない。

画像引用:Stuckincustoms on Flickr

【via Penn Olson】 @pennolson

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