初音ミクがサイバーエージェントアメリカのピコワールドに乗り込む

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

サイバーエージェントアメリカ(東京に本社がある株式会社サイバーエージェントの子会社)が運営する「ピコワールド」といえば、既にFacebook上で人気を博しつつある。今、このバーチャルワールドに日本国外のファンを さらに喜ばせるであろう、大きな目玉がやってくる。

サイバーエージェントアメリカは、今日(原文掲載日11月25日)、Crypton Future Mediaと提携し、同社の有名なキャラクターである初音ミクをピコワールドに登場させることを発表した。

音声合成アプリケーション「ボーカロイド」から生まれたこのアイドル的キャラクターと、その後世界中で行われたバーチャルコンサート(下の動画参照)などの文化的な産物を、ハイテクステージに投射されたものだと認識している読者の方もいるかもしれない。

言うまでもなく、日本国内にも国外にもミクのファンは大勢いる。そこで、サイバーエージェントアメリカは、ピコワールドのユーザーが初音ミクの関連アイテム(衣装、トレードマークでもある青緑色のポニーテールなど)を欲しがってくれることを期待しているのである。同社の取締役副社長は、こう説明する。

「ソーシャルゲームやバーチャルワールドが世界中でブームになっていますが、日本の文化を世界へ紹介することにかけては、ピコワールドが最前線に立っていると自負しています。今回Crypton Future Mediaと提携したことで、我々はキャラクターというスタイルを、更には初音ミクというブランドを世界中のファンに届けることが可能となります。」

日本の文化を世界に広めることがサイバーエージェント社の主なビジネスの目的であるかどうかは分からないが、これが素晴らしい副産物であることは確かである。これに関しては、どうしても日本と中国を比較してしまう。とりわけ、中国のソフトパワーについて、そして中国がどうしてまだだこのようなアイドル輸出産業に欠いているのかについて、ウィル・モスが書いた素晴らしい記事を目にしてからはどうしてもだ。

初音ミクのライブはこちら。ここで彼女を見ることができる。

【via PennOlson】 @pennolson

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