2011年の中国ゲーム市場価値は71億米ドル

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

依然、急成長を続ける2011年の中国ゲーム産業年次会議が、中国の北部Xi’anにて1月上旬に開催された。業界の巨大な統計が明らかにされた。昨年のこの国のゲーム市場全体の価値は446億人民元(71億米ドル)。この数字は、2010年を34%以上も上回る数字である。オンラインゲームユーザーは、2010年から9.1%上昇して120百万人に到達した。

この数字は、PCオンラインゲーム市場、他のPCゲーム、そしてモバイルゲームを含んでいる。ゲームコンソールが中国では違法であるため、海賊版が大部分を占めるこのグレーゾーンに所属するゲームなどはここには含まれていない。

中国のゲーム産業で最も、そして遥かに大きいセクターは、Shanda(NASDAQ: GAME)のWorld ZeroやChangyou(NASDAQ: CYOU)の高額なThe Deer and the Cauldronの様なコンピューターベースのマルチプレイヤーオンラインゲーム(MMO)である。

ここから統計を分析していこう。(このジャンルとセクターにかなりの重複があるため、上記の合計額を上回ることを念頭においておく)

• 2011年のMMO、カジュアルウェブゲーム、ソーシャルゲームを含む、中国PCオンラインゲームセクターの価値は、2010年を32.4%上回る428.5億人民元であった。
• 国内で開発されたオンラインゲームは271.5億人民元(約43.09億米ドル)の正価があり、昨年末から40.7%上昇した。
• 合計34社の中国起業が131の自社開発オンラインゲームを海外市場へ販売した。売上高は360百万米ドルを記録し、2010年から65.5%上昇した。
• MMOプラットフォームは昨年から30.2%上昇し、367億人民元(58.25億米ドル)の売上を生み出した。
• その間、ウェブゲームは2010年から32.4%を上回る55億人民元(8.73億米ドル)を売り上げた。
• 中国のモバイルゲーム市場はまだ他の市場ほど巨大ではないがその売上は17億人民元、2011年と比較して32.4%伸びた
• 2011年の一年間で、中国のゲーム開発会社は154社から164社に増加した

ゲーマーの増加は別として、ゲーム産業において昨年末の段階で雇用者も増加している。全体で34,000人となっており、2010年の段階では31,000人だった。

ところで、Tencent(騰訊)(HKG:0700)は中国のオンラインゲーム業界の頂点に立っており、市場シェアの30%を占めている。

編者注:この記事は翻訳の段階で年次会議が終了していたため、少々内容を変更して訳しています。

【via PennOlson】 @pennolson

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