
一ヶ月ほど前、我々はCyberAgent America社がクリプトン・フューチャー・メディア社とコラボして、人気のバーチャルアイドル「初音ミク」をピコワールドに登場させることをお伝えした。それからも、この象徴的なボーカロイドキャラクターの勢いは衰えを見せない。
先日のニンテンドーダイレクトの放送中、任天堂とセガによる新作ゲーム「初音ミク and Future Stars Project mirai」の予告が公開された。詳細は下記をチェックしてほしい。
筆者は初音ミクの熱心なファンではないものの、このキャラクターが日本、そして世界中のデジタルカルチャーの様々な面に浸透し受け入れられているのにはかなり驚かされる。
Googleは先ごろ、日本でChromeブラウザのコマーシャルをリリースした。それは初音ミクの人気をあらゆる場所へと広めるきっかけとなった創造力とコラボレーションを軽快にまとめたものである。そのコマーシャルでは、ボーカロイドソフトを使って音楽を作るファン、ダンスクリップを作成するファン、動画をアップロードするファン、そして初音ミクのコンサートに参加するファンまでをも映し出している(下部参照)。
この動画内に見て取れる創作心が、Chromeブラウザにどう紐づくのかは定かではないが、Googleのサービスを用いたオンライン上のコラボレーションを象徴している。これは3月11日の震災後、特に顕著となった。Docs、Maps、そしてPicasaなどのサービスを用い、危機的状況や重要な情報を繋がりという形で拡散した。我々は様々なGoogleツールのファンであり、当ブログにおいてそれらのツールを日常の業務フローの中で利用している。
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