バーチャル歌姫「初音ミク」、ロンドンオリンピックの希望歌手投票でLady Gagaを抜く

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【原文】
初音ミクは、日本から誕生したもっとも有名なボーカロイドのキャラクターであり、The Top Tens.comがおこなっている、「2012年に開催されるロンドンオリンピックのオープニングセレモニーであなたが選ぶパフォーマンスしてほしい歌手」投票で現在1位を獲得している。この投票の様子はJcastなどの日本でも主要なサイトでも注目されている。

2位には、韓国の男性アイドルグループのSuper Juniorがランクインしている。Lady GagaやJustin Bieberはそれぞれ7位と8位につけている。

初音ミクに貢献した熱狂的なファンは、その多くがヘビーなオンラインユーザであることが想定され、それは現在の投票結果を説明するものである。

とはいえ、今回の投票結果には驚かされる。なぜならサイトはイギリスのもので当然英語で運用されている。初音ミクという人気バーチャルキャラクターが、グローバルな現象を巻き起こしていることを示している。ここでは、この仮想のアイドルに人々が寄せたコメント[1]をいくつか記載する。

彼女は、今日のテクノロジーによって可能なことを世界に指し示してくれると思う。見れるのをとても楽しみにしてる^^ 彼女はバーチャルの世界におけるプリマドンナだ。そして、世界はそれを知ることになるでしょう。

ミクはバーチャル歌手であるだけでなく、現代科学とテクノロジーの発展を示す人でもある。ミクがロンドンオリンピックのオープニングに登場することは、私たちの生活にこれから訪れる世界の情報時代を示す1つの形であり、重要な出来事になるに違いない。

初音ミクは実在のアイドルでなく、それを否定的に見る人もいるでしょう。でも、彼女の歌には生身の人々が作った音楽があり、情緒的な歌詞(その多くが、今日の音楽以上に深いもの)であり、アート表現でもあるという認識をすることは重要です。彼女の声はすべて自動的に生成された声であり、本物の歌手以上を超えることはない。でも、初音ミクには声以上に素晴らしいものがある。このソフトウェアは、小規模なジャンルがいくつも集まって構成されたボーカロイドというジャンルにおいて、世界中の人々の力を結集したものなのです。

初音ミクは札幌に拠点をもつCrypton Future Mediaによって作られたものだ。ソフトウェアはVocaloid2(YAMAHA開発)を使って作ったコラボレーションデスクトップミュージックソフトウェアだ。ユーザーはメロディーと歌詞を作ることで、初音ミクにボーカルからコーラスまでを歌わせることができる。ボーカロイドと使ってオンラインの人々と一体になれる手法は、たしかにオリンピックが本来共有しようとしていることと同じグローバルな精神の一例でもある。

[1]コメントは他社サイトに掲載されたものであるため、一切の編集はしていない。

【via Penn Olson】 @pennolson

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