東南アジアのソーシャルゲームスタートアップ企業におけるDeNAの見解 [Startup Asia Singapore]

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

この記事は、Penn Olson初のテックカンファレンスであるStartups in Asia (シンガポール)における我々の特集記事の一部だ。このイベントについての特集記事一覧。我々のRSSフィードはこちらをクリック。

概要

DeNA Asia社長(及び元三菱UFJキャピタル ベンチャーキャピタリスト)の森徹也氏(上画像左)は、我々のセッションに参加し、東南アジアのソーシャルゲーム市場における見解を語ってくれた。彼は自身の母国である日本ではなくここシンガポールを拠点とし、本大陸で事業を拡大させるべく活動している。

ライブブログ

#13:55:そして最後に彼の〆言葉をもってコーヒーチャットは終了した。ありがとう、森さん!(次回は、同じく巨大でDeNAのライバルであるGREEのライブブログだ)。

#13:53:「君なら毎月100万ドルは売り上げられる」と、森氏はそう言った。どうやら私は仕事を取り違えてしまったようだ・・・

#13:49:「ゲームは多くを語る」と森氏はそう語った。だからこそ素晴らしいゲームが鍵となる。「素晴らしい作品は非常に重要だ」と彼は言い、彼が東南アジアで出会う多くの素晴らしきゲーム開発者からその資質を見い出し、彼らを日本へと誘引し(これは、日本でリリースすることを意味する)、彼らのゲーム作品を収益に繋げたいと考えている。

しかしそれは決して容易なことではない。単純にかわいい、キュートなものであっても、国が変わればその反応も変わってくるのである。日本とインドネシアを取ってみると、物の捉え方が80%ほ ど異なると彼は例を挙げた。日本で大人気のアニメキャラクター萌えのように、ゲーム開発者たちは日本人ゲーマーの想像力を捕らえて離さないような可愛いゲームキャラクターを作るべきなのだ、と森氏は言う。

#13:47:森氏は個人的にエンジェル投資などを行っているのだろうか?「それはかなり厳しいビジネスと言える」と彼は言った。報酬だけではなく、「自己が手助けをしたいと考えるその強い意思そのもの」をも指すのである。しかし、あいにく彼は個人的には投資は行わないと言った。

#13:42:GREE。 誰もが認識しているが避けている相手だ。DeNAの最大のライバル(そして14時のコーヒーチャットのゲスト)もまたシンガポールでオフィスを設立した。森氏は2社が非常に良く似ていることを認めた。また、GREEはGREE Venturesを抱えており、優秀なゲーム系スタートアップ企業を連結させることでDeNAの足先を踏みにじっているのだ。

現在も継続中のGREE対DeNAの訴訟はどうなっているのだろうか?森氏は訴訟に関するニュースを見て驚いたと言い、そして含み笑いをした。「我々は人々にエンターテイメントを提供している。なのでこれもまたエンターテイメントなんだと。ゲームなのかもしれない。」まあ、最終的にはなんとか解 決するだろう。

#13:40:POのWillisが、DeNAは一体タイで誰と連携をとって作業しているのか?と聞いてみた。「我々には友人がたくさんいるのだが」と森氏はそう答えた。「そして複数のチャンネルにあたっているところだ。」開発者も探しているのだろうが、今のところそれ以上は語れないようだ。

オンラインゲーマーが多い韓国は、いまだ企業がターゲットとする主要のエリアである。そして韓国は、シンガポールより裕福な国であることを明記しておく。

#13:38:タイに話を移すが、タイではオンラインでお金を費やすということに関して言えば、より大人な判断を行うユーザーが多いと森氏は語る。また、タイのスタートアップ事業は伸び盛りなのである。

#13:36:ベトナムは素晴らしい! – これが人々の感想をまとめたものだ。彼らは測定を得意とし、国内にはゲームに情熱をかける優秀な開発者も数多くいる。「フォー麵もまた美味しいしね」と森氏は冗談を言った。だからこそ日本の企業は飛躍しているベトナムを注意深く見てきたのだ。

しかしこの国だけではない。モバイルゲームプラットフォームであるMobageはアジア全土に渡り拡大し、新たな国家へと手を伸ばしている。それに加え、現在データセンターのバックアップが重要視されている。 特に日本で去年発生した巨大地震のことを考えると、東南アジアはバックアップの安全圏と言えるであろう。「東南アジアは身を置くのには大変良いエリアだ」。

#13:32:しばらく前にPunch Entertainmentを買収したが、その後DeNAはさらなる買収を考えているのだろうか?この質問に対して森氏は返事を渋った。と言うことは、この題目は企業のトップシークレットであることが伺える。彼は「タイ、マレーシア、そして・・・インド」そしてその他の多くの国を調査していると認めた。Willisは、もし金額的に納得のいくものであればPOの買収も考えるという言葉を森氏から聞き出した。

#13:30:東南アジアはDeNAにとって大きなターゲットである。しかし何はともあれまずは人材が鍵だ、と森氏は語った。作業に入ると開発自体はさほど難易度の高いものではない。しかし全ての人材を同じ舟に乗せ発進させるのは困難なのだ。それが、DeNAが何度か戦略的な投資を行いパートナーシップを築いてきたベトナムという国を注意して見て来た理由なのである。

#13:28:「今は将来に向けて種まきをしている段階だ」と森氏は話す。なぜならソーシャルゲームは非常に大きなビジネスであり、いまだに成長しているからである。開発者にとって非常に有利で有益な分野であるため、DeNAは開発者に対してこのビジネスにどんどん参入するようすすめていると言う。

【via Penn Olson】 @pennolson

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