韓国のスタートアップ “Waffle”で公共Wifi をソーシャルかつ簡単に[Startup Asia Singapore]

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

この記事は、Penn Olson初のテックカンファレンスである Startups in Asia (シンガポール) における我々の特集記事の一部となる。このイベントについてこ特集記事一覧。RSSフィードはこちらをクリック。

公共wifi は、しばしば一般ユーザーにとって頭を悩ます存在となっており、電話会社や接続場所、他のプロバイダによって苦労させられている。韓国のスタートアップ Waffle は、このプロセスを簡易化し、ユーザーにとってよりソーシャルなものへと変え、また実際に wifi を提供する企業にとっても利益のあるものにしていきたいと考えている。

Lee Min-ku(下画像)によって創設された Waffle は公共Wifi のプラットフォームで、韓国の様々な場所と TechCrunch Disrupt 東京でもその気概を証明した。ユーザはTwitterFacebookにサインインするだけでwifiにログインすることができる。

これにより、同時にチェックインと場所の宣伝も行うことができ、またクイズやアンケートに答えることもできる。自分の電話会社により設定された面倒な手続きを行なっていくよりは、この面倒の無い wifi にログインする方が遥かに容易であると思われる。

場所に関しては、広告をプラットフォーム上に取り込むことが可能で、それによって収益を得ることができ、また独自にカスタマイズされた wifi 用サインインページを持つことができるのである。

ピッチ中のMin-ku。クリックして拡大。

Min-ku はこのサービスにより人々がどのようにして海外旅行中にローカライズされた体験を得ることができるのかを強調した。例えば、ソウルで Waffle が設定されていた場合、ソウルを訪れた日本人観光客が日本語の wifi ログインページを見ることができるというものだ。

プラットフォームは、B2Bの顧客(カンファレンスや主なフランチャイズ)やB2C(例えば規模の小さいコーヒーショップや店舗など)向けにカスタマイズされている。このサービスを利用したい人のために、特定の場所も自身の wifi をもってマネタイズすると共に Waffle 自身も収益を得たいと考えている。

そしてユーザーは外出中でも、いとも簡単に無料でオンラインになることができるのだ。これはスタートアップにとって非常に大変な作業であると思われる。

Waffleのコンセプトは完全に固まったものとなっており、すでにフィールド内で利用されている。しかし、いまだプライベートテストの段階で、7名からなる協力なスタートアップチームによってリリースに向け調整されている。Waffleのホームページが公開となるまで注意して見ていこう。

【via PennOlson】 @pennolson

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