ソーシャルメデイア、優勢のアメリカのプラットフォームに次ぐのは中国

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

スイスのブランド価値格付け機関のBV4が、世界の上位ソーシャルブランドランキングのレポートを発表した。予想通り、アメリカのソーシャルウェブサービスがナンバーワンだが、中国もまた上位につけている。

Facebookは、推定約290億米ドルのブランド価値でトップ、続いてYoutubeが180億米ドル、Twitterが130億米ドルとなった[1]。トップ10にランクインした中国企業には、Qzone(Q空間)が4位(110億米ドル)、5位と8位にそれぞれWeibo(微博)を運営するSina(新浪)(40億米ドル)とTencent(騰訊)(35億米ドル)がエントリーしている。30位以内の中国サービスは、Renren(人人)が12位、Pengyou(朋友)が14位、Kaixin(开心)が18位、Tudou(土豆)が21位、Youkou(优酷)が24位となっている。30位以内の完全なリストはBV4のリストをチェックしてほしい。

しかしながら、以下のような国内プラットフォームを制約する要素がある中で、中国における今後のソーシャルの成長を考えることは興味深い。

1.Weiboのようなソーシャルサイトで浮上しつつある実名登録制度の問題
2.言語の壁によって中国の国境を越えることは難しく、BV4が指摘するように結果的に市場が早くに飽和状態に陥る可能性

それにも関わらず、中国は全アジアのソーシャルネットユーザーの半分近く(eMarketerによれば今年すでに3億人を超えている)を占めることになると言われている。そして中国や諸外国のインターネット企業は、長期間にわたってそのマーケットを欲するだろう。

[1]レポートによると、「この試算は、ブランド価値とは現在価値に割り引かれたブランド固有のトータル収益に相当する」ということである。全てを説明するのは長たらしく退屈なのだが、私はそれがリアルサイエンスであるということは一点の疑いもないと思うのである。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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