中国版ウィキペディアであるHudong Baike(互動百科)は本日(原文掲載3月15日)、800万人民元を投資してWAPサイトの刷新とスマートフォンユーザーの獲得を行うと同時に、モバイル事業参入への準備を進めると発表した。
2005年に設立した北京を拠点とする同社は、今年2月の段階で453万人のユーザーと636万以上のエントリーがあると伝えている。最初の2ラウンドにおいて、Draper Fisher Jurvetsoなどの投資家から総額3000万米ドルの資金調達を行い、昨年9月には1570万米ドル(1億元)の資金調達を実施している。
昨年4月、Hudong BaikeはXiao Baike(小百科)(あるいはBaike Junior)というスピンオフ・プログラムをローンチしたが、これはナレッジ・プラットフォームとコマーシャル・プラットフォームの連携を探求したものだ。昨年9月初めのシリーズCラウンドの段階で、Hudong Baikeはこのサービスへの1億人民元の投資を発表したが良い結果にはなっていない。
Zhihu(知乎)(Quoraのクローン) のような新しいナレッジ・シェアサービスは、自称中国最大のオンライン百科事典からアイディアを奪った。モバイルトレンドへの参入に果たしてどのくらい成果があるのだろうか。
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