投資プラットフォーム「8 Securities」、800万米ドルの資金調達後ついにローンチ

SHARE:

【翻訳 by Conyac】 【原文】

18ヶ月の準備期間と800万米ドルの資金調達のあと、8 Securities はついにサービスをローンチした。この香港を拠点とする投資サービスのスタートアップは、とても魅力的な投資取引プラットフォームであり、ユーザーは自分のウェブアプリを選ぶことができる。アプリにはニュース、Twitterフィード、トレーディングツール、動画などがある。ダッシュボードはかなりいい。トレーディングリサーチのためのツールではなく、実際に8 Securitiesで取引をするのだ。トレーダーは現在、香港とアメリカの市場で香港ドル、中国元、米ドルで取引ができている。他の通貨はもう少しあとで可能になるとウェブサイトではそのように説明している。

設立者であるMathias HelleuとMikaal AbdullaはかつてETRADEで働いていた。11年前には2人で香港ETRADEを立ち上げたが、どうして2人がアジアに落ち着いたのかはだいたい分かる。MikaalとMathiasはアジアでの事業が気に入っており、人から聞いた話だが香港での生活はとてもいいものだそうだ。Mikaalは手短に話をしてくれた。

「Mathiasと2人で2年前にETRADEを辞めて、8 Securitiesの事業計画に乗り出しました。ETRADEに長くいたので新しいアイディアをマーケットに提案したかったのです。これまでにないベンチャーでないと新たに実現できなかったことなのです」。

2人の設立者は投資部門での経験があり、マーケットでのビジネスチャンスも考えていた。Mikaalは続けて言う。

「北米や欧州とは異なり、香港での証券業界はこの10年間イノベーションもなく伸び悩んでいました。同業者も10年前とだいたい同じテクノロジーを使っており、誰もオンラインでのユーザー・エクスペリエンスを発展させることはありませんでした。今まで見てきたシステムはすべてダイナミックと言うよりもまったく変化のないもので、ユーザーごとのニーズにしたがって構築されたものでした。香港は現在、証券取引で世界第7位であり、個人投資家が200万人を超えることを誇りにしています」。

これは興味深い変化だ。シリコンバレーにはアジアンドリームを持った人たちがまだまだたくさんいるが、ここアジアの地でスタートアップを大きくあるいは立ち上げることを考えて、アジアのマーケットに参入してくる外国人がますます多くなっていることは明らかだ。この大陸(中国インドインドネシアを考えてみる)は潜在能力がかなりあるからだ。では、外国人がこの大陸でビジネスをすることは困難なのだろうか。アメリカ人であるMikaalは違うと言う。実際、アメリカの心の持ち方をアジアつまり香港に持ち込むことのメリットを感じている。

「香港で外国人であること、新たな企業をスタートアップすることは有利だと考えています。私はアメリカ人であり、シリコンバレーで仕事を始めました。そこでの経験はとても強く印象に残っており、従来からのしきたりに取り組み、リスクを取るという心の持ち方を変えるものでした。アメリカではリスクを負うことを評価しますが、香港ではとにかく避けようとします。この強みを考えると、香港がイノベーションの拠点として台頭するにはリスクは変化を促すのに必要だという当たり前の事実を受け入れていかないといけません。なのでシステムとサービスには必要不可欠なものとして、デザインの簡素化、ユーザー・エクスペリエンスの取り組み、ユーザーを中心としたビジネスモデルの構築など、アメリカでも重要視しているものを持ち込みました」。

8 Securitiesの未来は明るく見えるが困難も多いようだ。MathiasとMikaalは香港でローンチした後、そのシステムを日本、インド、中国、アメリカで立ち上げようと計画している。また8 SecuritiesはAPIを公開し、デベロッパーにはプラットフォーム上でアプリを構築してもらうことを考えている。さらにはデベロッパーがスタートアップできるように支援していくファンドの設立も準備している。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

StartupBase Profile

8-securities

Company: 8-securities

ソーシャルな繋がりを持つ「取引ポータル」のアプリ・ダッシュボー ドを使用して、誰でも簡単に金融市場で投資を行うことができるサービスを開発している香港の企業。

About StartupBase