DeNAは、ここ数か月、同社のソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage China」の事業展開を拡大するため、中国で数多くの提携を結んでいる。先日、中国のDeNA子会社がこれまでで最大となる提携を発表した。DeNAが中国のモバイル通信企業3大手−China Mobile(中国移動)とChina Unicom(中国聯通)、China Telecom(中国電信)−のすべてと提携を結んだからだ。
この提携により、中国のAndroid ユーザーは各通信企業の公式モバイルアプリストアでMobage Chinaのゲームを見つけることができるようになる。現在、Googleのアプリストア「Google Play」が中国で利用できないことを考えると、今回の提携は重要な意味を持つ。下の写真は、DeNAが提供した各通信企業のスクリーンショットだ。
中国の3大通信企業を見てみると、3社のモバイル契約者は合計で約10億人。だが、3Gの利用者数は我々が見た最新データによるとChina Mobileが5659万人でトップ、続いてChina Unicomが4589万人、China Telecomが4114万人で第3位となっている。
DeNAの中国での事業はMobageグローバル展開の大きな部分を占めており、その中にはMobage Global(もしくはngmocoの英語版Mobage)で、比較的最初のソフトに導入されたiOSゲームも含まれている。その一方で、ライバルのGREEは米国の子会社が制作した最初のゲームタイトル「Zonbie Jombie」や「Alien Fmaily」をリリースするのに忙しくしている。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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