中国のスタートアップがFacebookから学ぶ10のこと

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国ではFacebookが規制されている。しかし、だからといって中国企業がそこから何も学べないというわけではない。先日、Sina TechはブロガーのWang Huai氏のとある記事を取り上げている。中国企業は何をFacebookから学べるのかといった内容だ。Wangは2007年、Facebookが社員150名前後のときに働き始め、2011年後半に社員数が3200名を超えたころでFacebookを去った。彼の記事はFacebookから学び取った文化的なレッスンに関するものであり、技術的なものではない。

彼の記事の全文は非常に長く、ここで翻訳を全て紹介することはできない。下記に、彼が挙げた中から主要な10個を列挙し、私の短い解釈とそれがどのようにスタートアップに役立つかを述べた。

(1) 自分のビジョンをサポートすること。しかし柔軟で詳細をしっかりと把握すること。
ここでWangが指摘するのは、あなたのビジョンは価値のあるものだがそれを形にする方法は色々ある。それが見えるように柔軟で敏感にならないといけないということだ。

(2) 最高に優れた人たちとだけ働くこと。
これは、チームが元社長ばかりで構成されている必要があると言っているのではない。ただ、有能で知識があり、自分の強みと弱みをよく理解している人たちと働くべきだと。そのようにすばらしい人々を周りに持つことでみんなが大きなプレッシャーを感じるようになる。すばらしい人でも二流の人に囲まれていれば、きっと最大限の努力を払う必要性を感じなくなるだろう。

(3) 高い目標を掲げて、その達成状況を計る術を持つこと。
チームの今の状況は? 何らかのデータで状況を計れるようにする必要がある。もちろん、何となくの感覚ではなく。

(4) データに注意を払うが、盲目的に追従はしないこと。
前述したポイントに続いて、チームや商品の状況に関するきちんとしたデータを持つことには大きな価値がある。しかし、そのデータの外側にある見えないリスクがあるので、データに追従するだけという失敗を犯してはならない。

(5) 無駄な時間の浪費を避けること。
これは言葉の通りだ。何が重要かをきちんと把握する。完全にゴールから外れているようなことを追いかけるような無駄な時間は費やさない。

(6) 友好に振る舞って、緊張を減らすこと。
ここに一つの驚くべき事実がある:お互いに好んでいる人たちは、そうではない人たちに比べてよく働く傾向がある。ちょっとした共同的な競争心は悪くないが、キーワードは「協働的」であることだ(Wangは、Facebookでのエンジニアとサポートチームの間にあるような関係を指摘している。)

(7) 他者を信頼すること、きちんと情報を伝えること。
これは、スタートアップにとって特に重要な点と考えられる。自分のチームが大きくそして多忙になるにつれ、自分の重要な任務を他者に委ねなければならなくなる。それは問題ではない。それ以前にきちんと注意を払っていたのであれば、既に才能のある人物が揃ったチームがいるはずで、彼らはその重要な任務をこなしていくことができるからだ。重要な事は隠さずきちんと伝える。委ねること、だがきちんとフォローアップは行うこと。

(8) フィードバックは年に一度ではなく、常に継続して行われるべき。
どの段階のフィードバックも常に促進されるべきで、1年に数回設けられる特別会議でのみ行われるものであってはならない。もし自分のチームが一つのプロジェクトに関して疑問を覚えているのであれば、それは今聞くべきフィードバックであり、年度末に聞くべきではないのだ。

(9) 自分が想像した以上にうまくやれるということ。
これは、上述した親しみやすく生産的、そして才能あふれる雰囲気を醸成することにも関係する。そういった環境では人は支援が得られ、自分が思う以上の仕事ができる。そこには、人が失敗を恐れる場であってはならない。なぜなら、大成功は大きなリスクから生まれるからだ。

(10) デザインしすぎたり、早すぎるタイミングで最適化しすぎないこと。
製品が大規模に受け入れられるまでは、機能を沢山追加したり、最適化したりするのはお預けだ。なぜなら、それまでその製品が本当のところどう動くかわからないからだ。Wangいわく、ローンチする前に規模が拡張可能かどうか確認しておくことだ。なぜなら、もしいっきに広まったら、成長に追い付くスピードで規模を拡張することはできなくなるから。

さあ、これで全てだ。もちろんこうした教訓の多くは他の会社からも学べるが、こうした教訓をWangがどのようにFacebookでの特定の事例に結び付けているかに関心を持つ中国人読者には、元々の投稿を読むことをお勧めする。さくっと読めるものではないが、良記事とは大抵そういうものである。

[Wang Huai’s blog via Sina Tech]

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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