中国最大のPinterestクローン「Mogujie」はソーシャルコマースの金脈だ

SHARE:

【翻訳 by Conyac】 【原文】


中国で大人気のPinterest系スタートアップMogujie(蘑菇街)の設立者が、ウェブにおけるソーシャルメディアの成功の法則についてブログ記事を書いた。彼のアイディアに耳を貸す前に重要な情報としてお伝えしたいのは、Chen Qi氏(陳琪、写真下)を取り巻く環境は確かに好調であり、Mogujieは1日に100,000人民元(1万5900米ドル)以上を中国最大のeコマースサイト、Taobaoの広告クリックにより稼いでいることが明らかとなった。

彼らが公開している情報によると、Mogujie.comは3月末の時点で950万人のユーザを獲得しており、1日のアクティブユーザは220万人にのぼるという。また、Mogujie.com経由で毎日75万ものTaobaoの商品が閲覧され、そのうちの6万が購入に至っている。そう、Mogujieユーザはオンラインで1日6万件も実際に買い物するのである。これはかなり本格的なソーシャルコマースだ。

ソーシャルピンボードサイトは女性ユーザをメインターゲットとし、トップページのカテゴリにはレディースウェア、靴、ハンドバッグ、家庭用雑貨などが並ぶ。「ピン」されたアイテムのうちの多くは、AlibabaのC2Cのeコマースポータルにリンクされている。

ではPinterestやInstagramの時代において、Chen Qi氏の成功への方程式は何なのであろうか?Quoraの中国版とも言えるサイト「Zhihu」で、Chenは2011年の中頃から、新しいウェブサービスの成功を判断する「非常にシンプルなモデル」に辿り着いたと説明する。彼が言う「このモデル」は「3つの特徴」から成り、FORと呼ぶ。これは、「Fragments」(断片)、「Organize」(整理)、「Re-organize」(再整理)だ。

「主要コンテンツこそが商品で、それは必ず断片化していく。その形式は同じだ。たとえばTwitterでは全てのコンテンツが140文字で構成されているし、Sina Weiboでは140文字と写真、Pinterestでは「美しく芸術的な」写真と短い説明とURLだ。Mogujieではこれが「美しい女性のためのアイテム」と写真、説明文、eコマースサイトとなる」。

これらは、3つの要素のうちの1つ目だ。その後、Chen Qi氏は、それら断片がトレンドを発生させるように整理される必要があり、全てが簡単に閲覧できなければならないと言う。それに、再整理のよりインタラクティブな要素が続き、ユーザはそれらの丁寧に組み合わせられた要素をリツイート、リピン、ライク等の形で遊ぶことができる。これら全てがFORを構成するのだという。もちろんこれは、ウェブで以前あったBBSのようなものの進化に過ぎない(中国ではBBSは今でもかなり人気だ)。しかし、BBSには方程式の最後の要素が欠けていた。「BBSでは、ユーザは情報(投稿)を整理することができなかった」ため、本質的に限界があったのだ。

Mogujieの設立者は、Twitter、Sina Weibo、Pinterestと彼自身のサイトをFOR方程式で格付けして記事を締めくくっている。彼の格付けでは、TwitterはF=4.5、O=4、R=3で、良い再整理のモードに欠けているとしている。Sina WeiboはTwitterよりわずかに上回り、F=5、O=4、R-3.5だ。Weiboがユーザによるコンテンツ再整理をよりわかりやすくしているという点においては我々も同意見だ。Sina Weiboはコメントに加え、改良版のリツイートを伴っている。Chenは謙虚にも自身のサイトをPinterestより低い格付けにしており、自身のサイトはまだ課題があり、「解決に努力しているところ」であることを認めている。

MogujieはeTao Discoverのサイト上でAlibabaと協力しているが、既に激しい競争に直面しており、そのパートナーでさえ競争相手となっている。TaobaoはPinterestのクローンサイトを先週ローンチしたばかりで、これにより大量の広告クリックを自社内に留めることができる。中国のその他のインターネット企業も、Renren (人人) のピンボードサイトPlazaの例に見られるように、自社のソーシャルコマース的ベンチャーを立ち上げて参入してきている。

[出典: Chen Qi’s post on Zhihu; and Donews – 中国記事より]

【via Tech in Asia】 @TechinAsia