「中国のネット人口は5億1,300万人超、3年後には7億人に」ー今週押さえておきたい3つのトピックス

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この一週間に公開したアジア圏のニュースをピックアップしてお届けします。

中国のネット人口、3年後には米国・日本のネット人口合計の倍に

Boston Consulting Groupが発表した中国のデジタル環境に関する最新調査。中国のネット人口は現在5億人強、BCGは3年後には7億人に到達すると予測。インターネットの総利用時間は2年前に比べて60%増加してる。

エンターテイメントとSNSが最も人気で、ユーザは1週間平均3時間を動画視聴に費やしているそう。中国では、EメールよりもQQに代表されるインスタントメッセージの方がよく活用されると言われる。インスタントメッセージの平均利用時間が週3時間なのに対して、Eメールは週1.1時間、WeiboなどのSNSは週1.7時間。詳しくはチャートでご覧あれ。(元の記事

Pairの類似アプリ「Between」が海外でも好評価

人数限定の、よりクローズドなSNSであるPathをさらに細分化した、カップル限定のSNSアプリがいくつか登場してる。その代表格は海外メディアでも多く記事になっていた「Pair」。その類似アプリの「Between」が韓国から登場し、海外で注目を集めてる。

人気Tech系メディアのThe Next Webが主催するStartup Rally 2012で、Betweenはベストモバイルアプリを受賞。1日の写真の共有数は30万件、チャットも430万件交換されているそう。同アプリは本イベントでピッチを許されたスタートアップで唯一アジア出身。アプリは韓国語と英語で提供されてる。(元の記事

「360Fashion」が試みるファッションとモバイルテクノロジーの融合

まだまだテクノロジー活用の余地があると言われるのがアパレル業界。中国で、ファッションと最新テクノロジーの融合を試みるのが360Fashion Network。AR(拡張現実)やQRコード、動画などを用いてファッション×モバイルを形にしてる。

大型イベント「China International Clothing and Accessories Fair(CHIC)」で最新事例を展示した360Fashion。大手eコマースがアパレルに力を入れだしたり、数百店舗を展開するアパレルブランド「GOELIA」が、ブランドイメージに日本のモデルを起用したりするなど、今後もいろいろな動きが期待される。(元の記事

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