東京を拠点とする広告ネットワークとゲームメーカーのAdwaysは、米国の子会社設立、またサンフランシスコを拠点とするゲーム開発スタジオかつゲーミングスタートアップインキュベータであるYetizenとの資本提携を発表した。
Adwaysは過去数ヶ月にわたって事業拡大をしており、最近ではJS-MediaとSearch Maximizerの買収で、台湾とタイに各地域の子会社を設立している。これまでのところ同社は、アジア7カ国に計11のオフィスを構えており、欧米のゲームデベロッパーのアジア市場進出に「非常にユニークな役割」を担うとされている。
Adways Interactiveの社長である野田順義氏は、なぜYetiZenが同社にとって論理的な提携先であったのかを説明した。
「アメリカとヨーロッパのデベロッパーが、アジア市場への事業展開を今まで以上に行っていくにあたって、さらなる教育と支援を必要としていることを強く感じています。そしてYetizenとの提携によって、より多くの人たちにそれを提供することができる。特に日本を中心とするアジア市場、中国、そして韓国は非常に魅力的な市場で、欧米のデベロッパーはさらに考慮していくべきなのです」。
4月にYetiZenがゲーム関連事業のためのコワーキング・スペースを開始することも発表され、Adwaysはアジアにおけるゲームリリースに関するアドバイスを行っていくと見られている。
ある意味、この提携はCyberAgent VenturesのStartup Base Campが将来的に目指す架け橋と同じようなものを目的にしていると見受けられる。国境を越えビジネスをより良く行っていくためのアドバイスを若き企業に対して与える活動は大変頼もしい。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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