[BeLAUNCH2012] 韓国・スタートアップ・バトル 第4グループ

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【原文】

本戦に上がってきた19チームの発表は、今回の「Startup Battle #4」で終わった。

第4グループに先立って3つのグループが既に発表をしており、審査員の評価を見ているためか、このグループはスムーズなピッチとデモが目立った。

ブース展示で最も多くのバッジを投票されたチームが、20番目のチームとして発表することになるので、今回のグループで5つのチームが誰なのかが明らかになった。

Startup Battle #4 審査員:

  • Strong Ventures – John Nahm
  • K Cube Ventures – イム・ジフン(임지훈)
  • SK Planet 成長戦略室 – チェ・ジヒョン(최지현)
  • ダウム・コミュニケーション戦略投資チーム – チェ・セフン(최세훈)

1. スマートフォンを利用した、リモートホーム制御サービス「UNIQON」

「家に命を吹き込むことができるか?」という多少無茶目な質問に、4番目のバトルセッションのトップバッターを引き受けたUNIQONなら「そうだ」と答えることができそうだ。 UNIQONを使えば、ユーザはスマートフォンを使って、リアルタイムで家のすべての家電製品を管理することができる。部屋の使っていない電気のスイッチのオン・オフに始まり、IPカメラを使って家の内部の状況を確認する機能が特徴的だった​​。特にこれらの機能は、単に面倒なことを解決するだけでなく、セキュリティの問題が深刻化する昨今、多くの人々にアピールすることができそうだ。それだけでなく、タスクのスケジュール設定機能により、ユーザは、UNIQONに事前設定した時刻に目的の動作を実行させることができ、異常が生じればいつでも、ユーザに通知メッセージが行くSMSアラームまで備えている。

審査団は、現在「スマート・アプライアンス」「スマート・ホーム」という概念で、建設会社や家電メーカーなどの大手企業が同様のサービスを提供していて、スタートアップとしてこの事業を継続させることができるのかという疑問をぶつけた。また、デバイス(スイッチ、主要なハードウェア)の費用について質問した。あなたがアーリーアダプターなら、「スマート家電で構成されるホームネットワーク」の世界が来る前に、このアプリでその世界を事前に体験してみるのも良さそうだ。

デモ映像

2. 英語を勉強したい? あなたをぴったりのネイティブスピーカーと引き合わせる「TakeTalks」 by WeDuPlay

WeDuPlayは、世界中各地の英語ネイティブと、英語を学びたい人を結ぶ携帯電話/ウェブプラットフォームだ。 「Making learning enjoyable together(学習を共に楽しいものにしよう)」というモットーのもとに創業した多国籍スタートアップWeDuPlayで、TakeTalksは言語学習に特化して開発されたサービスである。 PCやモバイルデバイスを使用して、ユーザが望む条件(最近の興味、主なトピックなど)にあわせて英会話講師を検索し、リアルタイムで1対1の会話を交わして、英語を学ぶことができる。現在、アメリカ有数の名門大学生やさまざまな業種出身の2000人以上の英語講師が登録されている。特に、ピッチでは「推薦エンジン」を使って、チューターと生徒をつなぐ流れをデモしたが、ダンスが好きな講師を検索し、プロフィールを確認して興味の似た人を登録できたり、「今日のおすすめ講師」を選べたりする点に、多くの関心が注がれた。後半は、外国人の従業員がステージに上がり、「ITは英語学習の方法に革新をもたらすと信じている」という締めの言葉には拍手が沸き起こった。

審査委員は、チューターをお勧めする方法は賞賛したが、ビデオ通話を使った教育方法は、既にこれまでもあったとし、有料サービスとして展開するには、差別化ポイントとサービスの品質保証が必要だろうと指摘した。カリキュラム管理や、ユーザの学習動機を管理する方法など、愛情のこもったアドバイスも続いた。

デモ映像

3.  SNSと連動したソーシャルクラウドが簡単に共有できる「Bdrive

クラウドという言葉は、もはや馴染んだ感のある昨今、大規模なポータルサイトやアプリが提供するクラウドサービスは、多くのPC / Mobile Device、利用者に、既存のストレージの スマートな代替案となっている。あなたが、友達と一つのアカウントでクラウドサーバを共有して不便を感じたなら、今回のスタートアップバトルに参加したBdriveは注目に値する。

Bdriveは「ソーシャルと組み合わせたプライベートクラウドコンピューティング(PCC)」と題して、既存のSNSやE-mailアカウント連携で簡単に友達と写真を共有したり、音楽を一緒に聞いたり、ビデオを楽しむことができる魅力的なサービスである。特に家で映画を見ていて、そのまま外出したとき再生途中からストリーミングを再開できるなど、シームレスなUIは、他のIT企業でも多くの予算を投じて開発し提供している機能だ。 ソーシャル機能に加え、備わっていてうれしい機能だ。

ただし、ユーザ本人のPCをサーバとして使用するので常に電源をオンにしておかなくてはならず、また、他のユーザとのファイル共有は、このアプリでのみ可能であるという制約があった。審査団は、コンセプトについては同意の立場だったが、 Dropboxや通信事業者が提供するクラウドサービスを例に挙げ、最高のUXを提供するためには、いくつかのシナリオについて、数多くの検証をしなければならないと述べた。

4. 育児ママのためのSNSモバイルアプリ「Babywaa

「子供は目に入れても痛くない」ということわざがある。それだけ幼児関連事業は、経済状況にもかかわらず、不況に左右されない(韓国国内の子育て市場は27兆ウォンに上る)。今回のバトルに参加したBabyWaaは毎日のように育つ赤ちゃんの成長記録を、時期別に管理できるよう、育児中のママを対象にしたソーシャルネットワーキングサービスである。 BabyWaaは、自分と同じ地域や同じ年齢の赤ちゃんをっ持つ他のママをフォローしたり、ニュースを受信したりすることができ、子供が二人以上いる場合でも、子供別にで写真を管理することができる。

ベビーカーを引いて登場したキム・チョル代表は、面白いビデオ映像でどんよりした会場の雰囲気を変え、ピッチを始めた。撮影したときの画質のまま写真を日付順に記録して共有し、バックアップし、このサービスだけのカレンダー機能を使って、いつでも希望の日付の写真を探して見ることができるのは、母親が喜ぶ機能だ。会員でなくても、写真をスライドショー形式で表示し、リンクを介して共有することができ、さまざまな機器で音楽と一緒に観賞することが可能だ。幼児の成長に応じて、胎児や妊婦に必要な品物を買うことができ、幼児関連産業の広告プラットフォームとしても機能するだろう。

審査団は、会場の階下でもピッチしてみたらどうか(この日、会場の階下でベビーフェアが開かれていた)と愛情のこもった冗談を述べていたが、サイワールドのミニホームページでも、すでに多くの母親が子供の写真を共有しており、そのような使われ方との差別化が必要だろうとと指摘した。 Babywaaは、事前に選ばれた19チームの中で最後のチームだったが、ピッチのスキルと今後の期待への賞賛を得て、ステージを下りた。

5. 新概念のプラットフォームサービス「MAPIC」「ADIX」by rerobo

20番目のピッチの主人公は、スタートアップを始めて半年も経たない、reroboが紹介するMAPIC(写真共有プラットフォーム)とADIX(オープンソース・プラットフォーム)だ。ブース展示で多くの投票バッジを受け取るのは、そのサービスに人気があることを意味し、それほど宣伝に熱心だった証拠とも言えるだろう。

最初のプロジェクトである「ダイエットする人のための食事日記(Food diary for Dieter)」で知名度を高めた rerobo だが、地図+写真のコンセプトを取り入れた「MAPIC」と、無料で広告が出せる「ADIX」をご紹介した。

リハーサル無しの即興で行われたプレゼンテーションは、事業内容を理解するには十分ではない、という審査員の声も少なくなかったが、「人気賞」を受けているだけに聴衆を魅了するパフォーマンスは目立った。

*この記事は、beLAUNCH 2012記者団バク・ドヒョン(박도형)氏の協力により作成された。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom