フィリピンに拠点を置くPayroll Heroは、Startup Arena Jakartaで「幸せによる仕事の生産性向上」を目指すピッチを披露した。Steve Jagger氏とMike Stephenson氏は、以前Combustion HostingとOutsourcing Things Doneを運営し、今回Startup Asiaに新たなアイディアを持ち込んだ。
彼らは、職場にいるべき時間に出社していない厄介な従業員(幽霊社員、時間泥棒、時間を無駄にする社員、タイムカードをごまかす社員)について説明した。
こうした問題に対するウェブとモバイルに対応したPayroll Heroのソリューションは、適切な場所にいる従業員の顔を生体認証として利用し、iPhone、iPadやその他ウェブカメラ付きのPCでも使える仕様となっている。
8月にはベータ版をリリースする予定で、2012年度末にはシステム上で10万人の従業員の管理を目指し、1年で100万人を目標としている。収益は、例えば従業員1人当たり1ドルなど、従業員ごとに小額手数料を課金する狙いだ。
審査員のBenjamin Joffe氏は、既存の給与計算ソリューションを置き換える戦略について質問した。Payroll Heroは、それこそが確立されたソリューションが一切存在しないアジアにいる理由であり、アジアで勢いをつけたいと語った。
さらなる詳細は、Payroll Heroウェブサイトに登録しベータ版ユーザになることでわかるだろう。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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