位置情報サービス「Yotomo」、インドネシアの現地企業とタイアップしてリアルなチェックイン特典を提供

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

2011年4月に設立したYotomoは位置情報に基づいたソーシャルネットワークで、Foursquare、BouncityKoprolなどと同じようなサービスを提供している。クローンではあるがローカライズされた特徴を備えて、Yotomoチームは「ローカル事情のイノベーション」があると話す。Yotomoの共同設立者兼CEOのWahyudi氏は、インドネシアにおけるFoursquare人気を十分把握している。メイヤーになるため、また特定のバッジを獲得するためにバッジを追い求め、何回もチェックインする人も多い。私自身も数年前にそのバッジを追い求めていた1人だ。だが私にとっては、バッジを集めてもそれを他のFoursquareファンに見せびらかす以外何の得にもならないので少し物足りない。

Wahyudiはチェックイン好きのインドネシア人が恩恵を受ける時がきたと語る。YotomoはFoursquareの位置APIを利用し、ユーザがFoursquareのバッジやポイントを獲得できるようにしている。Yotomoが他の位置情報サービスと違うのは、インドネシアで独自のキャンペーンを行い、さらに特典を提供することである。アメリカの利用者が実際に何かの特典を得ることができるのは、Foursquareが現地の企業とタイアップしているからだ。

Yotomoはインドネシアでも同じことを実現するビジョンを持っている。つまり、インドネシアのチェックインユーザに実際に特典を提供するのだ。今のところ、毎月18,000回チェックインをするアクティブ ユーザが8,500人いる。数字は小さいが、ユーザの活用度は高い。わずかな数字にも関わらず、Yotomoはここ1年でSamsung、XL、Puma、Indosatなどのブランドとタイアップすることに成功した。Wahyudiは、PumaがYotomoを通じて行った最近のキャンペーンで、ツイッターで520万インプレッションを獲得したことを明らかにした。同キャンペーンでは、ユーザはPumaストアですべての商品に対し「1つ買うともう1つ無料でもらえる」というクーポン券を最大50枚まで獲得することができた。Samsung Sea Gamesキャンペーンでも、3人がSamsung Galaxy S2を無料で手にした。

チェックイン事業には競争があるが、Yotomoがユーザのチェックインに対しリアルの特典を与えることで価値を提供している点がいいと思う。ブランドも大満足だ。(ウェブサイトへのアクセスと比べ)チェックインサービスを使えば実際にお店に来る人が増えるからだ。Yotomoはシンガポールの匿名エンジェル投資家3人から資金を受け、現在はブランドや代理店と提携して運営されている。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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