韓国のカップル向けソーシャルアプリ「Between」、どこにいても2人の間に「つながり」を

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

韓国のカップル向けアプリBetweenのダウンロード数が最近90万を突破し、来月に新たな資金調達を計画している。同アプリは、恋人たちがチャットをしたり、写真やビデオ、絵文字を共有するための1対1の「親密なスペース」をつくることを目指している。現在、アプリのユーザはおよそ490万件のメッセージを送り合い、35万枚の写真を共有し、1日の利用時間は10分となっている。

では、最近メディアから熱い視線を集めているもう1つのカップル向けアプリ、Pairとは何が違うのだろう?Betweenの親会社Value Creators & Company (VCNC)の「バリューイノベーター」であるEdward Lee氏は、Betweenは競合他社と比べて「思い出づくり」にはるかに力を注いでいると言う。

「Betweenは思い出づくり、そしてその思い出を振り返ることに力を入れています。当社には確固としたコミュニケーションツールや、思い出を保存しそれを素早く振り返るためのツールがあります」。

BetweenとPairのもう1つの違いは、Betweenが現在アジアに重点を置いていることだ。同社のほとんど全てのユーザがアジア圏にいる。韓国ユーザが75%、日本中国のユーザが7~8%、アメリカが5%であるとLeeは語る。だが新たな資金を調達後は他国でも展開する予定だ。

Betweenのビジネスモデルは3つ。

  • 有料機能:プレミアムの絵文字や、長めのビデオメッセージ、データのバックアップなど。
  • ショッピング機能:例えば、彼氏が彼女にアプリを通じてカフェラテを送ることができたり、2人の思い出アルバムをつくってもらうことができる。
  • 広告:旅行や花の配達などロマンチックな商品やサービスは、同アプリの「イベントボックスチャンネル」を通じてサービスの宣伝ができる。

Betweenは、アムステルダムで今年開催されたThe Next Web Conferenceで最優秀モバイルアプリに選ばれ、シンガポールで行われたEchelon 2012 Startup Pitchでは準優勝を果たした。

世界中のカップルのために、BetweenがPairにどのように対抗していくのか今後が楽しみだ。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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