この一週間に公開したアジア圏のニュースをピックアップしてお届けします。
インドネシア、SNSがインターネット普及を加速化
インドネシアのインターネット人口が2015年には7,600万人は到達すると見込まれている。同国には東南アジアでも注目すべきスタートアップのエコシステムが確立されており、ベンチャーキャピタルの参入やインキュベート施設の開設、ローカルコミュニティによるイベント開催などからもその注目の高まりが見て取れる。
またグローバルに見ても、インドネシアのSNS普及は世界第2位となっており、今後もインターネットの普及が加速化していくことが予想される。インドネシアのインターネット事情をまとめた動画を見てほしい。(元の記事)
TaobaoがAndroidアプリストアをリリース
中国最大のeコマースである「Taobao」が、中国のAndroidユーザ向けにアプリストアをリリースした。ストア(app.taobao.com)には多くの無料アプリが揃っている。
Taobaoの親会社であるAlibabaは中国最大のe決済プラットフォームAlipayを運営しているため、今後中国におけるAndroidアプリの決済問題が解決される可能性を秘めている。中国は、Android向けのGoogle Playストアが決済処理できない数少ない国の1つだ。このアプリストアの登場で、現地のデベロッパーは新しいユーザ層の獲得といった恩恵が受けられるだろう。(元の記事)
シンガポールのフードジャーナルアプリが中国に進出
シンガポールで一番人気のスタートアップ「Burpple」は、そのフードジャーナルのiPhoneアプリを中国語でリリースした。既に中国で人気のSNS「Sina Weibo」と提携している。
中国の食文化は奥深く、その歴史も長い。同アプリはもともと中国にファンが多く、今回の中国語へのローカライズも自然な流れだったと共同創設者は説明している。中国のスマートフォンユーザのほとんどがAndroidを利用しているためAndroid版のリリースが待ち望まれるが、既に開発中のようだ。(元の記事)
世界のWindows Phone利用者の14%は中国人
Windows Phoneの世界第2位のユーザ国が中国であることが、モバイル広告プラットフォーム「AdDuplex」によって発表された。統計は広告インプレッションから算出されている。中国では今年3月に正式に発売されたばかりであるにも関わらず、だ。
全Windows Phone使用者のうち26%を占めるアメリカに次いで、中国が14%を占めていることがわかる。Microsoftによると、Windows Phone OSには2,000以上の中国発のアプリが存在しているという。(元の記事)
インドネシアのモバイルチケット予約を楽しくする「OpenTiket」
チケットカウンターの代わりの役割を果たすアプリケーション「OpenTiket」の創設者へのインタビュー記事。同アプリを使うと、チケットの予約から受け渡しまでがワンストップで可能。市場にある既存のチケット予約サービスは、詳細な情報などのコンテンツを用意することで消費者の購買を促しているが、OpenTiketはあくまでチケット購入の処理そのものにフォーカスする。
またクレジットカード、オンラインバンキング、ATM経由の送金といった支払い方法に加えて、現金で支払うことを好むインドネシア人のニーズを満たす支払代理システムを設けることでも差別化している。(元の記事)
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