モバイル機器でサイトを閲覧するするユーザ数が増えていることから、先日、インドネシアの大手eコマース企業Bhinneka.comは、Android版アプリの導入を決断した。彼らの創業記念日に時を合わせて、1億2,000万人のインドネシアの携帯電話ユーザをターゲット市場として「Commerce App」がリリースされた。
この国のインターネットトレンドは急速に成長しています。この流れから、私たちのアプリが、ユーザがモバイル機器を利用してのオンラインショッピング体験をより手軽に楽しむことができるものにすると考えています。
PT. Bhinneka Mentari Dimensi のCEO兼創業者 Hendrik Tioはローンチ時にこう語った。
13年前に設立されたBhinneka.comは、インドネシアがインターネットブームを迎えていた初期の頃からずっと生き残った、、数少ないいわゆるドットコム企業である。複数のアプリの開発・設計・設備・マーケティングに、2ヶ月半と110万米ドルが投入された。これらのアプリは無料でダウンロードできる。
モバイルコマース時代が到来し、私たちはより手軽で便利にオンラインショッピングを楽しむようになった。Tioは続けた。「このアプリからサイトの全機能にアクセスすることが可能で、シンプルで使いやすいインタフェースとなっています。」
前述のアプリのリリースと同時に、もう2つのアプリ「Tarif Kirim」と「Potret Hantu」も公式にリリースされた。Android版のTarif Kirimを使うことによって、ユーザがモノを目的地に送りたいときに、送料がいくらなのか情報を得ることができる。
アマチュア写真家をターゲットとしている「Potret Hantu」は基本的にJME(訳注:Java Monkey Engine)ベースのゲームとしてNikonとAgate Studioが共同開発したものであり、Windows PhoneとSymbian上で動作する。
現在約3万の商品カテゴリがあり、17万5,000人のアクティブユーザによって年間3,260万ドルに相当する20万件の取引が行われている。ジャカルタにあるアウトレット8ヶ所でのオフラインでの取引が、売上の70%を占める。支払方法はATMによる送金が最も好まれており、80%のユーザに支持されている。
インドネシアのメディア「CHIP ONLINE」に掲載された情報で、ゼネラルマネージャーYos Rifantoによると、この CommerceApp が8月頃にはiOS、Windows Phoneでも使用可能になるそうだ。
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