中国発、サードパーティAndroidアプリストア・トップ10(2012年版)

by Steven Millward Steven Millward on 2012.8.24

【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国のサードパーティのAndroidアプリストアが強く、また数も増えつつある。デザインもずいぶん綺麗になった。昨年の夏、その内8つを取り上げた。今回は数あるサードパーティAndroidアプリストアの中でも最もダイナミックで興味深い10のストアを取り上げる。

良いニュースは、今までのストアより格段と美しくなっている事だ。悪いニュースは、まだ海賊版があふれている事と、制限が緩いことによって悪質なアプリがストア内に入るリスクがある点だ。また、中国でのAndroidアプリへの支払い方法の問題に誰も対処していないため、全体的に無料アプリや広告収入のアプリが中心となっている。

公式のAndroidストアであるGoogle Playは、中国では開発者と消費者のどちらにもスルーされており課金アプリのサポートも十分ではない。これは、第三者ストアが今まで以上に必要とされる事を意味している。以下に10の競合をリストする。

10の競合

1.Baidu App Storeリンク

実際には、数ある第三者ストア(以下のリストのストアも含む)からアプリを選出しているアグリゲーターだ。しかし、ストアが新しい事、また中国の検索エンジン大手Baidu (NASDAQ:BIDU))のアプリである事が特徴。この無料アプリストアは、Baiduのモバイルのトップページとリンクされている。独自アプリもある。

2. Tencent App Gemリンク

中国のもう一つのネット大手、Tencent(HKG:0700)はAndroidのアプリを打ち出している。昨年の夏から、名前、URLとデザインを変えたので多少混乱するかもしれない。まだ、Androidをパソコンを同期させるTencentの「iTunes for Android」と緩く連携している。Tencent App Gemはアプリの形式を取り、またAndroidのタブレット版もある。

3.Wanduojiaリンク

または、英語名SnapPea(リンク)。中国のスマートフォンユーザが何でもかんでもクラウド上で管理する事を好まない事に一番に気がついたのがWandoujiaだった。そのため、同アプリは広大なアプリストア、モバイルアプリストアとPC同期アプリが付いてくる。Wandoujiaは中国版Android用Flipboardの使用権を獲得するなど面白いタイアップで今年知名度を上げた。実際にはアグリゲーターであって、自社でアプリをホストしている訳ではない。

北京発のこのスタートアップは、他の第三者ストアとは異なり先月SnapPeaのローンチで海外に進出した。ただ海外版では、ウェブサイトをベースとしたアプリストアは無い。

4.App Chinaリンク

上述したように、集団から抜け出す為にAppChinaはよりクリエイティブになる努力をしている。こちらもウェブサイトを改良し、個人的にはこのリストの中で最もかっこ良くなっていると思う。また、去年から地元の開発者と積極的に活動している。昨年の夏から見ると、今年2月にAppChinaは初回ラウンド投資で4000万人民元($635万米ドル)をまとめている。

5. D.en Games Centerリンク

こちらも改良し、整頓されてよりプロっぽくなった。去年はあまりに見た目が悪かったのでリストには含まなかった。現在はストアにアクセスするための素敵なAndroidアプリがある。(こちらを参照)。名前から示唆されるように、ゲームに焦点が当てられているが普通のアプリも取り扱う。D.en、あるいは中国名「Dag Le」はRovio Mobileと長年に渡りオフィシャルパートナーで、広告無しのAngry Birdsのタイトルを配信している。

6. Gfanリンク

こちらも化粧直しをしたスタートアップストアで、BBS掲示板から完全に自立したストアへと成長した。私たちが聞いたところによると、今後は開発者やゲームのスタジオとのタイアップを増やしていく計画だそうだ。

7. Anzhiリンク

正式名称はGoAPKとい名前だった。国境を超えて中国に無断で持ち込まれた免税スマートフォンに、「グレーな輸入者」によってプリインストールされるという危険な戦略のおかげで今でも広く使用されている。Android携帯を改ざんする人たちにとってAnzhiが有益である事が推測される。ユーザを獲得する一つの方法ではあるだろう。海外の人が中国でAndroid携帯を買う場合は細心の注意を払わなければならない。多分事前に改ざんされ、Google Playが抜かれている事だろう。というより、中国を訪れた時にAndroid携帯やタブレットを買うべきではない。

8. HiAPKリンク

こちらもまたAnzhiのように疑わしい方法で成長を遂げた。とはいえ、このモバイルアプリストアはアップデートも定期的に行われ、見た目も遥かに良くなった。

9.N-Duo Marketリンク

スタートアップサイトが綺麗になり、またAndroidタブレットアプリ用の使えるセクションが作られたのは嬉しい事だ。

10. Taobao App Marketリンク

先月ローンチされ、中国最大のeコマースサイトがAndroidアプリ市場に参入してきたのは興味深い。もしかしたら、これはAndroidの支払い方法の問題を解決するかもしれない。なぜなら、このストアは巨大オンラインの支払いプラットフォームであるAlipayを運営するAlibaba社によるストアだからだ。ただし現在はまだサードパーティのアプリストアに過ぎない。

昨年のリストから除外されたストアはEOE Marketだけで、その理由は他社に比べて少し使い古した感があるからだ。例えば、有名なメッセージアプリであるWeixin(英語名はWeChat)は他のストアのほとんどでは1000万単位でダウンロードされていたにも関わらず、EOE Marketからは数100万しかダウンロードされなかった。

さて、ネット決済の状況を整理するなど何か革新的で便利な変化を起こすのはこのうちのどれだろうか?そろそろ、結論が出るだろう。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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