facebookで「お誕生日おめでとう!」と一緒にギフトカードが贈れるBappy!が公開

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コンセプトを語り、真剣な眼差しを向けられる度にまぶしく、こみ上げる笑い幸せをこらえるのに必死だった取材はこれまでなかった。

Bappyは8月20日、facebook上の友人に誕生日のギフトカードを贈ることのできるサービス「Bappy!」を公開した。iPhoneアンドロイドに対応し、アプリのダウンロードは無料。

写真のお二人は別にローンチをお祝いしてこんな格好をしているわけではない。あくまで彼らの正装がこれなのだ。

「いつもこれで営業に行ってるんです」ーーそう語るのはBappy代表取締役の坂倉浩司氏(写真左)。坂倉氏をはじめ、CMOの田島大彦氏(写真右)はリクルート時代に「神風特攻隊」と呼ばれた営業チームだったそうだ。「事業を作る。リクルートではそういうことを教え込まれました。営業をどうするか。ユーザーに楽しんでもらえるにはどうしたらいいか」(田島氏)。このサービスを始めるにあたって常に考えている視点だという。

サービスの使い方は至ってシンプルだ。facebookの友人で誕生日の近い人がリストで表示されるので、バースデーカードを贈りたい人とギフトカードを選択する。無料と有料の二つがあり、共に使える先のブランドロゴが掲載されている。公開当初に利用可能な店舗はTSUTAYAやぴあなどの15店舗で、無料ギフトカードの場合は500円程度のギフトをブランドが負担する形で贈ることができる。

ただし、無料ギフトは1ユーザーに対して1ブランドのみ受取が可能で、それ以外は有料ギフトカードになる。

有料ギフトカードは贈りたい金額を設定し、クレジットカード(GMOペイメント)を使って決済する。金券利用時とよく似たイメージでおつりはでない。また利用可能店舗もブランドによってリアル店舗、ウェブサイトとそれぞれ異なる。オンラインのギフトカードの場合はキャンペーンコードが発行され、それを指定のサイトで利用することができる。

若干注意しなければならないのは贈るギフトカードがリアル店舗での利用の場合、贈った相手がスマートフォンを持っていて、かつアプリをダウンロードしていないと使えない点だ。「印刷などではコピーなどセキュリティ面で不安があった。画面キャプチャも可能性は充分考えられるので、ロゴが動いたり、その他いくつかのセキュリティ処理を施す必要があった」と、不正利用防止のために必要な判断だったという。

「ロマンとソロバンが家訓なんです」ーー店舗側は集客や販促目的が中心で、クーポンと違って売上につながるという点もありつつ「ロゴがニュースフィードに流れてくる。ブランドにとってお誕生日おめでとうというハッピーな空間に自社のロゴが寄り添う」(坂倉氏)と、ブランドへのエンゲージメントを促進する効果を期待している。

ビジネスについては「完全に成果報酬。初期費用は必要なく、無料のギフトを提供する場合、一律150円を一回のユーザー利用毎に頂く仕組み」(坂倉氏)。有料では利用した金額に対して約15%を店舗側から徴収することになっているそうだ。

リクルートで営業だった仲間が紆余曲折あって再会。「スーツを脱ぎ、幸せを与えるハットをかぶって誕生日にハッピーを贈る。それが自分たちの使命。これまで培った営業という武器を手に、スーツを脱いでこんなハッピーな姿に変身した」と語る両氏。「早ければ年内にアジア展開を考えたい。圧倒的なスピードでユーザーを獲得することで、この市場を開拓する」と目標を語った。