Shop Fair Conference開催−−注目はインドネシアのeコマース - BRIDGE（ブリッジ）テクノロジー＆スタートアップ情報

【翻訳 by Conyac】【原文】

ジャカルタで開催されたShop Fair Conferenceに行ってきたが、本当に楽しいイベントだった。一番目を引いたのはeコマースフェアで、そこで素晴らしいeコマース事業を展開している興味深い人たちに出会うことができた。そのeコマースをいくつか紹介しよう。

Heatwave

Heatwave（写真下、左）は、同社のFacebookページにLikeをした全ての人に対し15％のディスカウントを提供していたためイベントで最も人気のあるブースのひとつだった。販売するのは、オンライン／オフライン共に女性用の靴だ。

同社はシンガポールに拠点を置く女性用の靴販売店で、開業して7年、オンラインストアをオープンして約1年になる。ほぼ40万に近い人が同社のFacebookページを「いいね！」しており、インドネシアではしっかりした顧客基盤を持っている。1日の平均販売件数はおよそ100件だ。

オンライン注文では、銀行振込かクレジットカードを利用できる。サイズを間違って注文した場合には、（送料は利用者の負担だが）Heatwaveに靴を返品することも可能だ。

Konek.Us

Konek.Us（写真下、右）はインドネシアのスタートアップで、面白い後方業務を提供している。専門はCOD（代金引換配達）サービスだ。インドネシアでは依然としてCODが一番よく利用される決済方法だ。CODサービスを提供するための支援が必要な販売業者は、Konek.Usを利用することで消費者にサービスが提供できる。

そのCODサービスを利用した場合、宅配業者が販売商品を集荷し消費者に配達してくれる。商品代金は手続き完了後に販売者に送金される仕組みだ。また、鳥かごのようなユニークな梱包サービスも提供しているが、料金は高くなる。

同社サービスは現在ジャカルタ周辺のみ利用できるが、その他の都市や州にもサービスを拡大していく予定だ。

TackThis

シンガポール拠点のTackThis（写真下、左）は、オンライン小売業者が彼らのショッピングプラットフォームを人気ソーシャルメディアやブログに設置する支援をしている。また、ATMやPaypalを通じた決済支援も行う。

同社のDamianはShopFairについて次のようにコメントをした。

「今のところ、まあまあです。数社の小売業者から問い合わせがありました。このフェアで、小売業者や関心を持ってくれるパートナーに出会って話をし、ネットワークづくりをすることが私たちにとって一番重要なことです」。

Deal Going

Deal Going（写真上、右）はインドネシアの共同購入サイトのアグリゲーター兼マーケットプレイスだ。先日Tech in Aisaでも少し紹介したとおり、Deal Goingは新しいサービスのDiscount Mallのグランドオープンを発表したばかりだ。

インドネシアの電子機器メーカーのZyrexも、Discount Mall販売者の1社として参加していた。Deal GoingとZyrexは、今回のフェアで新しいZyrexのスマートフォンやその他いくつかの商品をディスカウント価格で提供していた。興味深かったのは、同ブースに名刺を置いて行ったラッキーな人にZyrexのスマートフォンを景品として渡していたことだ。

iPayMu

iPayMuは、小売業者がオンライン取引で抱える問題を解決するサービスを提供する。iPayMuは87の銀行と提携し、ATMやデビットカードでオンライン決済ができるようにしている。Bank Central Asia(BCA)やBank Negara Indonesia(BNI)など大手銀行と提携し、オンラインでのクレジットカード決済支援を目指す。