興味関心を行動に結びつける、tabが大幅リニューアル−行ってみたい、コレ欲しいをより簡単に実現する

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頓智ドットは、Interest(興味・関心)をAction(行動)に結びつける、「tab」のiPhoneアプリを大幅にリニューアルした。それに合わせて、名前も、「tab light」から「tab」へと変更した。

「tab」は、自分がインターネット上や街中で気になったお店やスポットを投稿し、自分の「お気に入り(tab)」に入れておくことで、その場所に行ったときに教えてくれたり、人のお気に入りを探すことができるサービスだ。

ウェブ版、iPad版などに特化し、お気に入りを簡単に登録することができる。これまで、iPhone版は、Lightとあったように、簡易的な機能が多かったが、今回のアップデートで、大きく機能を追加した。コレまでの流れから、これからのtabが目指すものについて、CEOの谷口昌仁氏から、話を伺った。

3つの変更点と、ウェブのUIの改良

今回iPhoneアプリのリニューアルにより、3つの機能が追加修正された。「今回のtabの大幅アップデートによって、便利で使いやすく、街の経験を体験しやすくなる機能が追加された。これによって、tabが目指す形になった」と、谷口氏は語った。

以下に、3つの要点をまとめた。

お知らせ機能を搭載し、集めたお気に入りをその場で知らせてくれる

一つは、自分がこれから“行ってみたい場所”“やってみたいこと”“欲しいもの”を簡単に写真と地図で集め、近くに来たら知らせてくれる機能だ。

iPhoneアプリ「tab」を起動していない状態でも、自分のtabに入れた情報が近くにあると、プッシュ通知される。通知のオン/オフは全体でも個別のアイテムごとでも設定ができ、時間帯や曜日での設定となり、個人個人での自由なカスタマイズが可能となった。これにより、ユーザーはより確実に自分が興味を持った“行ってみたい”や“これ欲しい”が体験しやすくなる。

また、この機能は常時GPSを利用して位置情報を取得するのではなく、接続する基地局が変わった時点でのみバックグラウンドでGPSを利用しているため、省電力を意識した設計にもなっている。

tabに掲載されている全ての情報が閲覧可能に

二つ目は、それまで、ウェブ上では利用できたすべての地域の情報が、iPhoneでも現地の情報だけでなく日本中・世界中の情報が閲覧可能となった。それによって、いつでもどこでも“行ってみたい”“これ欲しい”という興味を見つけることができ、その場で検索、その場で自分のお気に入りにいれることができる。

さらに「フォロー/新着/人気」のカテゴリや、東京の6エリア(渋谷/銀座/新宿/六本木/池袋/丸の内)または「全てのエリア」を組み合わせて情報を閲覧することも可能だ。現在地にとらわれず『tab』内の13万点以上ある情報を見ることができるので、自宅やオフィス、電車内などでも自分の興味のある情報を探しやすい。

「すでに、法人など120以上もの企業の方々と協力しており、コンテンツパートナーとして、質の高い商品などを掲載していただいている。あらゆる地域の情報が、いつでもどこでも見れるようになることで、さらに、tabでの楽しみが増していく」。

UIの改善と、アイテムをまとめて表示されるように

3つ目は、ユーザインターフェースの改良により、それまで、単一のアイテムだけの表示だったものが、tabの中にいれられた複数のアイテムを同時に表示し、ユーザそれぞれの「アイテムのまとめ方」が、より見やすくなった。それに合わせて、ウェブ版も、大きくUIを変更し、機能面の改良をおこなった。

これまで、tabでは、個別の情報ごとの表示しかできなかった。そのため、ぱっと見たときに、tabのカテゴリに大きな違いを感じにくかった。そうした点を改良し、tab(アイテムのまとまりでテーマが設定されているもの)ごとの表示に機能を改善。ユーザーは好きなテーマを設定して情報をまとめることができるため、自分自身のアイテム、もしくは他のユーザーにとっても自分の興味あるものを見つけやすくなり、「まとめ方」の切り口次第でこれまで以上に新しい情報と出会うようになる。

日々の生活を豊かにすることが大切

こうした改良に関して、谷口氏は以下のように語った。

「日々の生活をエンパワーしていき、楽しい生活を送れるようすることが目的。お店だけじゃなく、場所や風景など、自分自身の興味関心や感動をメモし、それらをソーシャルに共有していくことで、誰でも日々の生活が豊になっていく。そんな手伝いがtabでできたら」。

また、tabされる商品などに関しては、ウェブだけでなく、実際のリアルの店舗にも提携を進め拡大していく。

「アパレルの方々などとお話させていただき、店舗でtabに投稿するために写真を気軽に撮ってもらうために、tabステッカーなどをお配りし、スマホでその場で発信してもらう。これまで、店舗で写真を撮るということがネガティブな要素が多いイメージがあったが、tabによって、実店舗に足を運ぶ人を増やす効果が実証されることで、次第に可能になってくる。tabは、ただのネットのツールではなく、自分の足でリアルな店舗や場所に行き、そこで感じた体験や経験をシェアすることが大事であり、今後、そうした展開を大きく進めていきたい」。

大幅な改善によって、さらに、毎日の生活が楽しくなるツールへと進化した「tab」。もちろん、iPhone5にも対応している。iPhone版はこちらから、iPadはこちらから、ダウンロードすることが可能だ。

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