アジア地域、シンガポールのP2P型相乗りシェアサービスの爆発的増加

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

近年、アジア地域におけるP2P型相乗りサービスが人気を集めている。起業家たちはこの類いのビジネスがそれぞれの市場で継続できると強気な態度を示している。シンガポールでは、相乗りしたい人同士の出会いの場であるTompangBuddyやCarpoolKingのようなポータルサイトが登場してからずいぶん経つ。

しかし状況は変わりつつある。相乗りサービスの第2波はメディアで大きく取り上げられた。ネット上のドットコムタイプの企業に始まり、多くの新たなスタートアップがモバイルで使いやすく、現代の感覚にもっと合うユーザーインタフェースを提供している。こうしたスタートアップは、カーシェア(車の相乗り)とタクシーシェアサービス(車の相乗りサービス)に分類することができる。企業によってはこの2つにまたがっている場合もある。

カーシェアのみ:11月1日にローンチ予定のiCarClubは面白いウェブサービスだ。現在、車と車の持ち主のネットワークを構築しており、キーレスエントリー、燃料管理、盗難防止の対策やその他のオプション機能をテストしているところだ。このスタートアップではレンタル料から15%取る予定だ。車の保険も含まれる。(詳細についてはe27を参照)

カーシェアのみ:8月にスタートしたGoMyWayでは、行き先が同じ人たちがタクシーをシェアできるサービスをユーザに提供する。同社のモバイルアプリにはユーザのプライバシーを保護する多くの安全機能が搭載されている。少し遅れてローンチした同様のスマートフォンアプリはSplit-Itで、これもシンガポールで開発された。2つのアプリには収益を上げるためにアプリ内クレジット購入を使用している。両者は最近シンガポールでサービスを開始したアメリカのスタートアップCabCorner.comと競合することになる。

両方を提供:両方のニーズに応えることを目指す会社もいくつかある。MyRideBuddyShareTransport.sgはカーシェアやタクシーシェアのモバイルソリューションを提供しているだけではなく、ウェブサービスも運営している。ShareTransport.sgはよいスタートを切ったようだ。2012年3月以来、登録者は8,800人に達したと発表している。同社はバスシェアのサービスも提供している。

シンガポールの住民は相乗りサービスに対して好意的だ。車所有にかかる費用が高いため、相乗りサービスへの需要の高さは保証される。シンガポールのタクシー料金も安くはない。シンガポール人は概して、都会での生活を安全なものと感じており、信用を獲得しやすい土壌がある。

他のアジア各地でも相乗りサービスが登場

フォーブズ誌によれば、アジアだけで1億7,700万台の車が存在する。加えてアジアの多くの都市が交通渋滞・公害の問題を抱えている。相乗りサービスは渋滞を緩和し、汚染を軽減し、車所有者の収入を増やすことができるのだ。一方でタクシー運転手や公共交通機関業者の家計に打撃を与える可能性があり、相乗りサービスとの競争が強いられることとなる。

信用も大きな問題だ。犯罪率が高い町では、相乗りサービスの運営には用心深い。しかし、だからと言って、こういったサービスの登場を阻んでいるわけではない。

オーストラリア:Jayrideは2008年にスタートしたが、最近になってやっとシードファンドとして投資家から40万オーストラリアドル(41万2,000米ドル)を調達した。

中国:PickRideは、中国とアメリカで運営している将来有望なサービスだ。北京でサービスを行うWodacheは、この町を苦しめる交通渋滞を緩和する可能性がある。Mitfahrenchinaはもう一つのサービスではあるが、あるライターはお勧めではない、と評している。

インド:リストの全容はこちらから。OliveTripsは、収集したデータで環境へのメリットや金銭的な節約度を表すEcoReportをユーザに配信するという点でユニークだ。これらの企業で共通していることは、相乗りするユーザ同士のコミュニケーションを促進するためにSMSを利用していること。スマートフォンの利用率が低いのだから、これは当然のことだ。

フィリピン:今年行われた第2回目のStartup Weekend Manilaから出てきたスタートアップRidefind.phも、交通渋滞への取組みを目指している。現在はウェブ版のサービスのみ。

【via SGEntrepreneurs】 @sgentrepreneurs