スタートアップにおくるユーザーエクスペリエンスのアドバイス

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

スタートアップのファウンダーが、会社設立時、興奮のあまり慌てて前に進むことばかり考えてしまうのはよくわかる。深呼吸をし、ゆっくり進もう。神経を集中させ、プロジェクト一つ一つのあらゆる局面をちゃんと見据えよう。この記事の内容を理解するのに、ユーザーエクスペリエンスやユーザビリティーに関わる知識は何一つ必要ない。プロジェクトにとって非常に重要なユーザーエクスペリエンスの基本的なことを知ってほしいと思う。ここでは、スタートアッププロジェクトのために注意しなければならないいくつかのポイントを紹介する。

重要なことは、あらかじめ目標を定めることである。誰がその製品を利用するのか?なぜ利用するのか?自社製品のことを、今までになかったソリューションだと信じるのはわかる。しかし、人々が本当に必要としているものを提供しているかどうか、ちゃんと確かめることが必要だ。また、製品が人々にとって実は大して重要ではない問題に焦点を当ててはいないか確認すべきだし、ソリューションが多くの支持を得るために、人々にちゃんと理解されるものであるのかということも確かめなければならない。体験を完成させる前に、自分がユーザにとって正しい製品を作っていることを確かめるべきである。

市場を定義するために、顧客の行動を想定し、ペルソナ(典型的なターゲット像)を利用しよう

スタートアップだとしても、顧客のライフサイクルやチャネルのどこにいるかを理解することは難しいことだ。顧客は普段何をしているのか、製品でどのような問題を解決しようとしているのか、どのようにその製品を使おうとするのか、どうすれば友人と共有してくれるかなど、顧客の行動を学ぼう。

ペルソナを定義し顧客の行動を想定することで、あなたの製品の使い方に関する最良・最悪のケースに気づくことができる。製品の特徴は、ペルソナ(ターゲット像)次第であり、製作者側の都合で決めてはならない。あなたがいいと思うだけで、新たな機能を追加してはならない。クールだからという理由でもダメだ。皆が使っているからといってもだ。

機能の多さが、製品に成功をもたらす訳ではない。我慢が必要だ。良い製品には制約がある。製品をより良くするものに集中し、あなたではなく、ユーザによるニーズが明確になった場合にだけ機能を追加すればいい。

マーケットでのポジショニングを知るうえで、調査は必要である。調査は、顧客、競合相手、マーケットに対する理解を助けるために行われる。

競合分析
競合相手は何を売っているか?彼らの強み・弱みは?どのように製品を販売しているか?あなたの製品が勝っている点は?どうしたら顧客は競合相手ではなくあなたの製品を選択するのか?競合他社より製品が実際は優れていない点について否定する設立者に私はよく出会う。製品が優れているかどうかを決めるのはあなたではなく、ユーザである。

市場分析
インターネットはどうだろうか?彼らが使用しているプラットフォームは?現在のプロバイダーからの契約プランは?もし多くのエリアで製品を販売する予定であれば、そのエリア外にいるユーザがインターネットに接続しなければならないなど、対外的な要因についてもよく考える必要がある。また、どのエリアで最初に製品をローンチするのか、その次はどのエリアを攻めていくのかについても決める必要がある。

企業分析
企業の制約、予算、タイムラインはどんな状態だろうか?開発する製品の費用についてはどうだろうか?製品内容は既に決定しているのか?デベロッパーには決して他のコピーやクローンを開発させてはならない。

ユーザビリティーのテストは実際のユーザとともに

作った製品テストをユーザと最後に実施したのはいつだろうか?自分では発見できない可能性のある貴重な知識を得ることができるだろう。自分にとって製品が素晴らしいという理由だけで、使いやすくて理解しやすいなどと考えないようにしよう。あなたや製品チームは、あまりにも製品に慣れすぎていてそのような判断はできないのだ。製品に対するあなたの我慢のレベルは部外者よりもずっと高いものだ。そのため製品に対して客観的な見方をできない場合がある。完成した製品だけでなく、プロトタイプについてもそういったテストが必要なのだ。

開発の初期段階で、プロトタイプまたはスケッチを試験することによって、参加者は、製品チームへの負担をかけずに自分の感情を表現することができる。ユーザが競合他社の製品を使ったりするのを観察することも何か発見があるだろうし、見識を得るだろう。

製品の構築により関わっていくようになると、自社製品のすべてを知っているような気持ちになるし、製品の不便さやバグを見逃しその修復におろそかになるかもしれない。外部の人の声に耳を傾けよう。思いもしなかったフィードバックや見解を与えてくれるかもしれない。それをちゃんと活かし、製品の改善に努めなければいけない。

ユーザーエクスペリエンスとは単にワイヤーフレームを作ることを言っているわけではない。ユーザーエクスペリエンスとはユーザの製品への接し方をすべて含む包括的用語だ。ユーザが誰で、なぜあなたの製品を使うのかを調査することでユーザの立場に立つことができる。機能やデザインなど、ユーザが必要としているものを判断し、実装することが可能になる。

ユーザーエクスペリエンスは戦略レベルの意思決定の一部として捉われるべきで、デザインプロセスとして切り離して考えるべきではないと思う。ユーザーエクスペリエンス戦略は、どうすれば人を引きつけ魅了する体験を提供できるかという全体像に関するものだ。それは、マーケティングや、エンジニアリング、IT、製品開発、セールス、経営努力などを行う能力にかかっている。

【via DailySocial】 @DailySocial

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