Baiduモバイル・クラウドコンピューティング部門の副ジェネラルマネージャーYue Guofeng(岳国峰)氏は最近のイベントで、中国検索大手のBaiduがまもなく、おそらく今月、Siri風のパーソナルアシスタントをローンチすると発表した。
音声認識はBaiduにとって大きな問題ではないとYue氏は述べている。Baiduは音声認識に以前から取り組んでおり、Baiduのモバイル検索にその機能を加えようと考えていたからだ。
「音声とビジュアルは最も自然な2つのインタラクションです。顔の認識機能はBaidu Albumに導入されていますし、将来はARなどの技術も含め、さらにこうした方面に取り組んでいきたいと思います」。
中国企業のiFlytekは今年すでに同様のサービス「iFlytek Yudian(訊飛語点)」を提供している。同社の音声認識の正確さは、標準中国語に関しては90%以上だ。正確さ以外には、身近にいる個人アシスタントのようにその他多くの雑用もしてくれる。例えば、携帯電話に「ベンに『明日の8時に夕食をたべよう』とメッセージを送ってくれ」と言えば、音声を文章にして送信する前に確認をしてくれる。
Yue氏は、BaiduのSiri機能の詳細については明らかにしなかった。
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