1日2700万人のアクティブユーザをもつ韓国の人気チャットアプリKakaoTalkが新たにスケジュール機能をリリースし、アプリ内から友人同士で待ち合わせの約束をすることができるようになった。
昨日発表されたこの新しい機能は、ゲーム、ボイスチャット、有料絵文字といった豊富な機能セットに新たに追加された。これによりアジアのモバイルチャットをめぐる攻防の中、同社の勝算が高くなった。KakaoTalkはLine、WeChat、Whatsapp、Facebook Messengerと熾烈な競争を繰り広げている。
このスケジュール機能では、ユーザが何らかのイベントを設定すると、友人たちはこれにただちに返事を送ることができる。「出席する」ボタンを押すと、スマートフォンのカレンダーにイベントがセーブされる。この機能はiPhoneとAndroidでのみ利用可能になる予定だ。
同アプリのグループチャット中にこの新機能を使うことも可能で、さらにグループ通話を行ったり、ファイルや写真をシェアすることもできる。
インドネシアにおける事業拡大の取り組みを強化するため、KakaoはBlackberry Connectを搭載したBlackberryアプリの新バージョンを発表してインドネシア市場の一部で他社と張り合っている。これによりBlackberryのユーザはKakaoTalk内のチャットで互いに招待を送ることができる。
同社はKakaoTalkを最も豊富な機能を搭載したチャットアプリとして確立する狙いがあるに違いない。今年、同社は目玉商品に地図や音楽プレーヤーのようなサードパーティーアプリを搭載する計画を立てている。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。- 会員限定記事・毎月3本
- コミュニティDiscord招待