住友グループがインドネシアで、オンラインスーパーマーケットSukamartをローンチ

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【原文】

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次世代スーパーマーケットがついにここインドネシアに誕生した。日本に本社を置く住友商事とSumisho E-Commerce Indonesiaとして知られるSumitomo Indonesiaのジョイントベンチャーがインドネシアの食料品eコマースウェブサイトSukamart.comを公式にローンチした。

これは交通渋滞で数時間を無駄にすることなく、その分の時間をもっと有意義に使えるという素晴らしいアイデアだ。このeコマースサイトはオンラインで買い物に柔軟に対応するだけでなく、購入した食料品を自宅の玄関先まで配達してくれるのだ。

Sukamartには食品、飲料、パーソナルケア製品、健康商品、赤ちゃん用品、家庭・台所用品の6つのカテゴリーがある。現在1000以上の商品があり、Jabodetabek(ジャカルタ、ボゴル、デポック、タンゲラング、ベカシ)に住む人々には購入した食料品を2日以内に配達してくれる。全国への配達にも応じているが、もっと日数や費用がかかる。

SukamartはBCA、Mandiri、BRIの銀行口座があれば銀行振替ができるので支払いが楽だ。1月31日まで無料配達サービスを行っており、Jabodetabekエリア内で5キロまでの食料雑貨ならば無料で配達される。Sukamartは昨年の終わりまでに取り扱い商品を1万5000以上追加し、あらかじめ計画されていた地域外への配達サービスエリア拡大を予定していた。同ECサイトでは代金引換払いが利用可能となる予定で、クレジットカード、インターネットバンキングのような他の支払い方法についても、まもなく対応することになっている。

インドネシア在住の多くの人々は今や、食料雑貨をオンラインで購入することが可能となり、買い物のたびに交通渋滞に悩まされなくても良くなったのである。インドネシアのGiantやCarrefourのような大手スーパーマーケットはまだ完全なオンラインショッピングサービスを開始していない。

しかし、Carrefourはユーザがオンラインで購入した商品を、任意の実店舗において引き渡すというサービスを行っている。オンラインショッピングは速く、慎重で、簡単だ。買い物客が実店舗を訪れるかわりに、バーチャルカートに品物を詰め込むほうを好んでも、まったく不思議ではない。買い物客にとっての手軽さや快適さを考えると、おそらく食料雑貨を扱う大手企業はそろそろオンラインショッピングを立ち上げるべきだろう。

【via e27】 @E27sg

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