カスタマーサービス向けウェブツールのZendesk、顧客数が世界で25,000社、日本で100社を突破

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サンフランシスコ発のベンチャー Zendesk は、スタートアップ向けにカスタマーサービスやサポートデスク向けのウェブ管理ツールを提供している。2007年10月に設立され Groupon や Zappos など有名スタートアップの支持を受けながらシェアを伸ばし、昨年の9月には、アジア地域への業務拡大を念頭に、RedPoint Ventures(Heroku、mig33、Path、Posterous 等に投資していることで知られる) や Goldman Saches などから、総額6,000万ドル(当時のレートで約47億円)の資金調達を行った。

以下はその際、All Things Digital の取材に答える、Zendesk CEO兼創業者 Mikkel Svane 氏のインタビューだ。

 

アジアの中でも、特に、日本と香港では、電話クラウドAPIのTwilio(日本では、Twilio が KDDI Web Communications の Boundio と協業予定)と組んで、Zendesk Voice のサービス名で、ユーザサポート用の受付電話番号を開設できるようになった。昨年末、記念すべき25,000件目のクライアントには Evernote を迎え、日本でも契約クライアントの数が100社に到達したと発表した。B2C や B2B2C の新規サービスが、ユーザとのタッチポイントを容易に増やす手段として、日本のスタートアップにも広く採用されるようになるだろう。

最近、この種のビジネスをサポートしてくれるクラウド・サービスを見ていて、私は、メインのコア機能もさることながら、付属している補助機能の充実ぶりに圧倒されている。Evernote では、スキャンした書類をPDF登録しておくと内部的にOCR文字認識してくれるし、Zendesk では Zendesk Voice 経由でかかって来た問合せユーザからの電話内容を、音声認識で文字に書き起こしてくれる(現在は英語のみ)。これらのサービスをうまく活用すれば、一人のノマド・ワーカーが、世界を震撼させるサービスを生み出せる日も近く到来するだろう。

なお、アジア地域では、この分野で台頭するスタートアップとして、インド/アメリカ の SupportBee(e27 関連記事Startup Asia Jakarta でのデモ収録)や、カスタマーサービス向けのライブチャットを提供する、シンガポールのZopim(筆者個人ブログ)などが存在することを付け加えておく。