中国のTwitter似サービス「Tencent Weibo(騰訊微博)」がユーザ数で5億4000万人を達成

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【原文】

中国ソーシャルメディアの話題のほとんど、そして当サイトで取り上げる話題の多くもだが、Sina Weibo(新浪微博)に関するものだ。だが、中国にあるもう1つのTwitter似サービス、すなわち「Tencent Weibo(騰訊微博)」のほうが厳密に言うと規模が大きいというのは覚えておく価値がある。

Tencent(騰訊、HKG:0700)のWeibo部門Xing Hongyu(邢宏宇)部長がTencent Weiboの登録ユーザ数は2012年末で5億4000万人に達したと発表した、という記事をMarbridge Dailyが先日掲載している。これは、昨年の第3四半期の実績で発表したSina Weiboの登録ユーザ数4億人を超えている。

Tencent Weiboにとっては本当にいいニュースだが、だからといって、Tencent WeiboのサービスよりもSina(新浪、NASDAQ:SINA)のWeiboサービスの方がクールだという事実は変わらない。さらに、もっと重要なのは、Sina Weiboのアクティブユーザ数がTencent Weiboよりも多いことだ。

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We Are Socialが提供してくれたインフォグラフィックを見ると、そう、2012年第3四半期の実績では、今から数ヶ月前のことだが、Tencent Weiboのアクティブユーザ数はSinaよりも1000万人少なかった。Xing Hongyu氏は先日、Tencent Weiboには今1億人のアクティブユーザがいることも明らかにした。

だが、話題のすべてがSina Weiboに行く主な理由は、同サービスの持つユーザベースの特質によるものだ。Sinaのユーザはほとんどが中国でも裕福な都市(第1級、第2級都市、つまり北京、武漢、上海、杭州など)に住んでいるが、Tencent Weiboのユーザは裕福度の低い都市、もしくは農村地域に住んでいる人が多く、ソーシャルメディアマーケティングの価値もそれほどなく、オンラインで何かを討論する時に国家的な議題を提示できるような人達でもないからだ。以下は両サービスを比較したものだ。

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もちろん、Tencent Weiboもクールな取組みをしている。ロンドンオリンピックの報道に合わせた取組みは面白くて人気があったし、ソーシャルサービス内で車さえも直接買うこともできる。だが、皆が実際に話題にしている「Weibo」というと、それは依然としてTencentのライバルであるSina Weiboなのだ。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia