Path3.0へとメジャーアップデート−狙うは親密なコミュニケーション市場か

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先日、Path副社長のMatt Van Horn氏を囲んだミートアップの様子を伝えた。本格的なPathの日本進出の一つの動きを見せる中、昨日Pathがver.3.0のメジャーアップデートをおこなったとブログで発表した。

3.0へのメジャーアップデートにより、Pathにメッセージ機能とストア機能が実装された。同社は、今回のアップデートによってユーザ間のパーソナルなコミュニケーションを促進することをさらに加速させると述べた。メッセージ機能は、テキストメッセージ、スタンプによるスティッカー、ホールドによる録音、位置情報の交換等ができる。スティッカーは有料課金によってマネタイズも図っていく。ストア機能には、写真の有料フィルターやスティッカーなどが並び、以後様々なストアが設置されると予測される。

今回のアップデートがどのような位置づけか。Path日本ジェネラル・マネージャーの進藤公彦氏にメールで話を伺うことができた。進藤氏は、今回のメジャーアップデートによって、よりPath内におけるコミュニケーションが促進されると語った。

Pathは非常に中の良い友人、家族同士で使うことが多く、それを目的とした設計思想を取り入れています。そのため、以前からPathの競業するアプリとしては1対1のメールやメッセンジャーという考えを持っていました。Pathを離れること無く、メッセージがおこなえるようになったことで、さらにユーザ同士のコミュニケーションが促進されることを期待します。

また、今後はストアによる有料課金などを充実させていき、マネタイズを図っていくとも語った。

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今回のアップデートで最も注目されるものの一つとして、LINE等に見られるスティッカーによる感情表現豊かなコミュニケーションだが、この点についても、他の競合メッセージアプリを研究していると語った。

メッセンジャーアプリやメールアプリなどが親しい間で使用される頻度は多く、様々なメッセージングアプリを研究してます。そうした中、Path 3.0のメッセージングではスタンプだけではなく、ロケーション(地図)、現在地、写真、メディア(音楽・映画・本)、ボイスメッセージなどを送信することが可能であり、これまでのメッセージアプリにはない、より親密な友人同士で交わされるコミュニケーションに沿った対話をおこなうためのツールの提供をしていきます。

アプリ内においていかにコミュニケーション促進のための環境を構築し、よりユーザの滞在時間を持たせその中でビジネスを展開していく。様々なアプリやウェブサービスがある中でも、最終的にはコミュニケーションへと集約されていく最近のサービスにおいていかにそのアプリを作りこみ、プロセスや設計思想をもって開発を展開していくかが鍵となってくるのではないだろうか。

すでに世界19ヶ国でローカライズされているクローズドSNSであり、またパーソナルコミュニケーションを促進させることを目的としたPathが本格的にコミュニケーション分野において切り込んできた中、他のメッセージアプリやクローズドSNSがどのような動きを見せていくのか。引き続き注目していきたい。

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