オンラインファッションサイト「WearYouWant」はタイのeコマース業界の成長の波に乗れるか

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【原文】

アップデート:WearYouWantは、ドイツのシリアルアントレプレナーTim Marback氏が創立したAisa Venture Groupの支援も受けている。


wearyouare

タイのスタートアップWearYouWantはB2B2Cのファッションeコマースサイトだ。つまり、同サービスは小売業者がオンライン上でそれぞれの商品を消費者に紹介・販売するための手助けをしている。

WearYouWantは2011年10月、Julien Chalté氏とMartin Toft Sørensen氏によって設立された。設立者の2人が、タイには小売店がオンラインで商品を販売するためのオンラインプラットフォーム(特に、ファッション向けのサービス) が将来必要になると見出したからだ。Chalté氏は次のように語った。

「タイの人は、新しいテクノロジーを活用することに、より一層の知識を身に付けてきています。より幅広いプロダクトをオンラインで見つけたいという需要が高まっていると感じたので、バンコクに与えられた『ファッションのメッカ』という名前に沿って、タイ国内中のユーザを呼び集めることが必然となりました。」

WearYouWantの収入源は2つ。1つは、同オンラインサービスに商品を出品する小売業者に請求する登録手数料と、プロカメラマンによるモデルを使った商品写真や、オンラインの商品在庫管理、カスタマーサービス、決済システムなどのサービス提供による収益。2つめは、販売された各アイテムに課される手数料だ。

タイでは、SanookのSabuy.comや楽天のTarad.comもB2B2Cのeコマース業界に参入している。だが、この2つのサイトは、ファッションアイテムだけでなく、もっと幅広い分野の商品を販売している。両サイトもタイでかなりの人気があるようだ。大手企業との競争について尋ねると、Chalté氏は次のようにコメントした。

「通常、同じブランドもしくはファッションアイテムを販売している企業はどこでも、私たちの競合企業となります。しかし、SabuyとTaradは両方とも、幅広い商品を提供しており、どちらかと言えばAmazonタイプのサービスです。一方、私たちはファッションという1分野だけに特化しています。

ファッションアイテムを求める人はそれを専門にしている販売業者を好むと私たちは強く信じています。およそ800種類の異なるブランドと、2万点を超える異なるアイテムを取り扱っているので、どのようなAmazonタイプのプラットフォームと比べても、当社にはより豊富な選択肢があり、よりファッションに特化したアプローチを提供していると思います。」

Tmall、Sabuy.com、Trad.comなどを含むその他数多くのB2B2C eコマースサイトと同様に、WearYouWantもドロップシッピングのサプライチェーンモデルを採用している。ドロップシッピングを採用することで、物流の問題を心配する必要はないし、それによってWearYouWantチームが同プラットフォームの販売者のために顧客を探すことだけに集中でき、質の高いカスタマーサービスを提供することも可能だとChalte氏は述べた。

WearYouWantには現在、サービスから事業開発の担当者など15人の社員がいる。バンコクを拠点とする同スタートアップは、Digital Media Partners(DMP)とその他の投資家(名前は非公開)によって支援されている。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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