司法制度にもデジタルツールを活用する時代。インドネシアの裁判所、証言聴問にスカイプを初導入

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【原文】

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テクノロジーは、本当に私たちの生活を楽にしてくれる。インドネシアの司法制度はこうしたテクノロジーを積極的に取り入れようとしているようだ。

Detikは先日、インドネシアの裁判所で、公判中に初めてSkypeをカンファレンスコールに使ったと報じた。スカイプのテクノロジーはスマトラ島のLubuklinggau地方裁判所で、出廷することができなかった強姦被害者の宣誓証言を聴問するために使用された。

Skypeを利用した証言プロセスは通常通りに行われた。牧師と監視官が被害者の傍らに付き添い、被害者が聖書に手をあて宣誓の言葉を述べてから証言は始まった。Skypeでの証言は2時間におよび、途中で回線が2度途切れた。だが、裁判のプロセスに大きな影響を与えることはなかった。判事および弁護士も被害者と問題なく話をすることができた。

被害者の証言は、ジャワ島にある学校の校舎から行われた。Skype通話の費用はあまりかからなかった。同裁判所が毎月50万インドネシアルピア(52米ドル)のインターネット回線料を支払っているからだ。

この裁判にSkypeを導入したことは、同メディアによって絶賛された。カンファレンスコールの通話料は通常もっと高く、それに代わるテクノロジーとして、初めてSkypeをインドネシアの裁判プロセスに導入したからだ。そして、これを機にSkypeを利用する裁判が増えるかもしれない。

インドネシアの司法制度は現在、Skypeのビデオ通話も利用することを検討している。より通話料の高いビデオカンファレンスコールのコストを削減するためだ。それらのビデオ通話のために様々な設備を設置するよりも、既存のコンピューターやインターネット回線を利用して同じ機能を裁判に導入するという選択ができるのだ。

司法制度にデジタルツールを活用する時代がやってきた。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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