「コマース体験をリデザインする」ーー注目のモバイルコマースプラットフォーム「Origami」

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origami

総務省が平成24年に発表した資料(※1)によると、日本のモバイルコマース市場は、平成23年のモバイルコマース市場は11,716億円となり、前年比で16.2%増加した。隣国に目を向けてみると、中国におけるモバイルコマースの市場規模は2014年に271億米ドルに達し、アメリカの規模を上回るという見込みもある。今、モバイルコマースは非常に注目の集まる領域となっている。

そんな中、これまでステルスで動きを進めてきたモバイルコマースプラットフォーム「Origami」がプレス向け説明会を実施した。人々に期待されていたサービスが、ついにそのベールを脱いだ。

Origamiは、アプリ上でユーザが好きなブランドやショップのアカウントをフォローし、最新情報を入手できるサービス。ユーザは気に入ったアイテムを見つけたら、iPhone上でそのまま簡単に購入できるようになっている。その他にも、アイテムに「いいね!」をつけたり、店舗にチェックインするなどしてオンライン、オフライン問わず友人とショッピング体験を共有することも可能だ。

origami ui

ちなみに、今回の説明会が開催された場所は表参道IDOL。「東京の今とこれから」をコンセプトに、セレクトショップやカフェ&ラウンジ、エキシビジョンスペースなどを集約した場所となっており、クリエイティブシーンでも名の通った場所だ。こうした場所を選んだことや、モバイルコマースでありながらもチェックイン機能が付いたサービスであることから実際の店舗の役割を意識していることが伺える。

Origamiはリリースと同時に、BEAMS、森美術館、吉田カバン、MoMA DESIGN STORE、Hysteric Glamour、Bang & Olufsen、MIZUMA ART GALLERYなど、百貨店、セレクトショップ、ブランド、アートギャラリー等の素晴らしい商品の数々を取扱いをスタートしている。

プレス向け説明会で、Origami株式会社代表取締役CEOの康井義貴氏は、同サービスについてこのように語った。

Origami

モバイルコマースは、Eコマースとオフラインでのリテールの抱える課題を解決します。Eコマースとオフラインのリテールの境目がなくなろうとしており、モバイルコマースはこの2つの市場にリーチできる可能性を持ちます。

各ユーザの好みでブランドをフォローすることで、検索以外でも欲しいアイテムに出会う可能性が高くなります。ソーシャルと連動させ、アイテムに「いいね」やシェアなどの機能があることで、購入しなかった場合でも、Origami内でのユーザのアクションが友人に伝わり、友人はわずかなステップで購入までたどり着くことが可能です。

またOrigamiには、実際の店舗とOrigami上のバーチャルな店舗が両方存在します。現在、実店舗を訪れて写真を撮り、チェックインをし、ソーシャルメディアでシェアするユーザが増えています。これまでそうしたユーザによるCGMコンテンツは、直接店舗やブランドの役に立つことはありませんでした。Origami上では投稿された写真から、ブランドやショップのページへとアクセスすることができ、あらゆるCGMコンテンツが店舗・ブランドの広告となるように準備を進めています。

ゲストとして、KDDI株式会社新規事業統括本部の高橋誠氏、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社代表取締役社長矢嶋弘毅氏がプレス発表会に登壇。KDDIはOrigamiと資本業務提携しており、出資だけではなく、OrigamiでauIDログイン、住所入力支援、auかんたん決済など機能面、サービス面でも提携を行なっていく方針。

DACは、今後Origami上で展開予定の広告やデータマーケティング事業における協業、DAC及び DACグループが保有するテクノロジーやソリューション、コンサルティング等のリソース提供に よる事業拡大支援を実施していく。

メディアパートナーであるコンデナストは、今回の取り組みにより、コンデナストが手がけるメディアブランド「VOGUE JAPAN」、「GQ JAPAN」、「WIRED」等による、最新のファッションやガジェット情報をOrigamiユーザに向けて発信。ショッピング体験の向上とライフスタイル提案を行なっていくという。

iOSでリリースされたOrigamiも、Androidアプリの開発は、2、3ヶ月後を目処に考えているそうだ。PCサービスも視野にいれているが、しばらくはiOSをしっかりと展開させていく方針だという。今後、Origamiは海外への展開も視野にいれている。

「Redesign Commerce」と発表会で語ったように、Origamiのチームが今後どのようにコマースを変化させていくのか、楽しみだ。

Origami Team


※1総務省|モバイルコンテンツの産業構造実態に関する調査結果

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