ロンドンの寿司レストランで無人小型ヘリが人に代わって配膳

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以前、Sd Japanでは日本の寿司レストランにおけるテクノロジーの進歩についてお伝えした。たとえば、注文の際にiPadを用いたり、ICタグをプレートにいれ、料金の計算を早くするといった具合だ。これらすべてはプロセスの効率化を目的としたもの。

しかし、ロンドンの寿司レストランでの寿司テクノロジーは少々行き過ぎている。リモートコントロールできるドローン(無人機)をトレイと一緒に飛ばし、お客さんのところまで配膳を行なっている。

iTrayと呼ばれており、ロンドンのYo’ Sushiがこれがうまくいったら他の場所にも広げるトライアルとして使用している。同社のプロモーションは、特別な日本にインスパイアされたバーガーや、トーストされたお米をバンで扱ったりしている。

The Daily Mailのシェフ、Mike Lewis氏の考えによれば、こうした手法は顧客に響くと日本に言及しており、「YO! BurgerとiTrayがあれば、私達のお客さんは未来の味を体験したような気持ちになるでしょう。」と述べている。

これはお客さんが間違った日本っぽい未来を考えるようになる、興味深い言及だ。もちろん、実際にこうした寿司ヘリコプターは日本には存在しない。しかし、日本の会社は今回の事例から学ぶことができる。とりわけ、近年経済的な課題を抱えている。西欧の人々の多くはいまだ日本を魔法のようなハイテクな未来と同等に見ている。

日本のブランドは今だグローバルマーケットでの多くのポテンシャルを秘めており、この方向で多くの企業がアドバンテージをとることができるはずだ。


【原文】

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