※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。
シリコンバレーを拠点としたビッグデータのスタートアップHapyrusは、日本とアメリカの複数の投資家から先週925,000ドル(約9000万円)を資金調達したことを発表した。
これは2011年の11月にCyberAgent(サイバーエージェント)が実施したシードファンディングラウンドに続く出資となる。今回の出資者は以下の通りだ。
- 漆原 茂(個人投資家) (ウルシステムズ株式会社 代表取締役社長)
- 川田 尚吾 (個人投資家) (株式会社ディー・エヌ・エー 共同創業者/顧問)
- 株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズ(CyberAgent Ventures)
- 西川 潔 (個人投資家)(株式会社ネットエイジ代表取締役社長)
- ニッセイ・キャピタル株式会社
- Social Starts, LLC. ジェネラル・パートナー William Lohse氏(前Ziff-Davis publishing代表、Pinterestのエンジェル投資家)
同スタートアップは、日本人の起業家藤川幸一氏によって2011年の3月にローンチされた。彼はそれより前、Yahoo! JAPANと、日本の位置情報の広告プラットフォーム、シリウステクノロジー(2010年にYahoo! JAPANによって買収された)。Ruby DSLのスクリプトによるHadoopのミドルウェアプロジェクトで、彼は情報処理推進機構の「未踏 IT 人材発掘・育成事業」に採択された。
同スタートアップは今年4月に、ペタバイトサイズにスケールさせることができるデータウェアハウスサービスAmazon Redshiftに自動でデータをアップロードし、移動させるFlyData for Amazon Redshiftと呼ばれるサービス、ローンチした。
開発者にとって、このサービスはサーバー上のログファイルをコントロールし、Amazon S3とAmazon Redshift クラスタに5分ごとに一度送るようにする。このサービスにより
クラウドでほぼリアルタイムなビッグデータ解析を管理することが容易になる。彼らはFlyData for Herokuと呼ばれるもう一つのサービスを持っており、これはHeroku to Amazon EC3のログデータを自動でアップロードできるサービスだ。
関連して述べるなら、Treasure Dataという別の、ビッグデータソリューションにフォーカスしている日本のスタートアップも、Yahoo!ファウンダーのJerry Yang氏、Rubyの開発者である松本行弘氏らから、2012年に275万ドルのエンジェル投資を受けている。
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