読者のみなさんは、数ヶ月前にバンダイの新しいたまごっちスマートフォンアプリについて取り上げたのを覚えている方もいるかもしれない。
日本で、たまごっちスマートフォンは有料で提供され、アメリカにローカライズされたバージョンでは無料で提供していた。アメリカ版はたまごっち L.i.f.eと呼ばれている。バンダイは、リリースから250万ダウンロードを突破したと発表した。これはマーケットにおいても立派な数字だ。
L.i.f.e.アプリ(彼らはこの名前をつけるとき何を考えていたのだろうか?)は、3月28日にiOSでも利用可能となった。Android版は、2月14日にリリースされていた。iOSのプラットフォームに登場する日には、累計で1500万ダウンロードに達していた。
日本の有料版スマートフォンたまごっちは、さらに好成績だ。リリース以来、iOS版の日本のApp Storeにおけるランキングはファミリーカテゴリ内で4位を下回ったことはない。Google Play上でも同様に、有料版アプリは数ヶ月にわたってカジュアルカテゴリで5位以内にとどまっている[1]。
将来有望なスタートであったことを踏まえても、これらの数字はすべて比較的に控えめな数字だ。バンダイにとって、古い知的財産(= Interllectual Propery)にテコ入れをし、マリオといったキャラクターをスマートフォンに移植している任天堂のようにサービスを提供するべきだ[2]。
バンダイは、アップデートされた、たまごっち2 をこの夏にリリースする予定で、新しい機能とキャラクターが登場する予定だ。同社はスマートフォン版のたまごっちエンジェルも移植予定。これは現代のモバイル開発の速度に慣れた我々にとっては猛烈な開発スケジュールではないが、それでも任天堂よりは早い。
1. これはApp Annie(iOS、 Android)のメトリクスによる
2. これは任天堂にとって教訓となるべきだ。しかし、我々が知るように、任天堂は最近の教訓から学び、最善の状態となってはいない。
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