エアロバイクの体験を変える、クラウド連動のフィットネス支援デバイス「Virtual Cycling」

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本日、東京を拠点とするベンチャー、キーバリューが、スマートフォン、タブレットと連動したフィットネス支援デバイス「Virtual Cycling」を発表した。同サービスは、フィットネス用自転車とiPad、iPhoneを接続し、新たなフィットネス体験を提供する。

Virtual Cycling」はGoogleストリートビューと連動して使用する。「Virtual Cycling」をテレビに接続すると、フィットネス自転車のペダルをこぐのに合わせて、テレビ画面に映しだされたGoogleストリートビューが更新され、実際にサイクリングをしているかのような体験をすることができる。仮想のサイクリング体験ができるというわけだ。

GoogleストリートビューAPIを利用しているため、世界中をサイクリングするような仮想体験が可能。さらに、ヘルメットに装着したセンサーによって姿勢に合わせて左右に曲がることができたり、スピードが上がるにつれて扇風機が回転し向かい風を演出するといった演出も付いているという。

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ジムに行くと、テレビの前でエアロバイクをこぐことができるが、大抵流れているのはテレビ番組だ。何も表示されていないのもつまらないが、映しだされる景色が変わっていくことで、実際にサイクリングしている感覚を得ることもできそうだ。

「Virtual Cycling」は、心拍センサーや温度センサーによってサイクリング中の健康状態を表示したり、Nike+ Runningのようにサイクリングしたコースやスピードを、TwitterやFacebookの友達と共有することも可能となっている。

これらの機能を提供することで「Virtual Cycling」は、フィットネス自転車でのトレーニングを楽しく継続できるものにすることを目指している。

「Virtual Cycling」を開発するキーバリュー代表の伊藤氏は、アクセス解析ツール開発ベンチャーのユーザーローカルの代表取締役でもあり、就活生の9割以上が利用する「みんなの就職活動日記」創業者でもある。Sd Japanでも記事で取り上げているライブ配信アプリ「TwitCasting」を運営するモイ株式会社監査役でもある。

「Virtual Cycling」の映像は以下より。

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