日本のスタートアップFluxflexが、インストールが簡単なカード決済ソリューションを正式ローンチ

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

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日本人シリアル・アントレプレナー久保渓氏が率いる Fluxflex は、サンフランシスコの有名なコワーキング・スペース PariSoma に本拠を置く、バックエンド・ソリューションに特化したスタートアップだ。同社は先週、日本のEコマース企業向けに、インストールが簡単でフリーミアムのカード決済ソリューション WebPay を正式にローンチした。去る4月に実質的にはローンチしていたが、主にテスト目的で限られた人数の開発者しか利用できなかった。

従来の類似サービスに比べ、WebPay はシステム開発者にとってインストールが簡単で、API はアメリカの主要決済処理会社 Stripe と互換性がある。国際カード取引ルールの下では、国境を超えた取引は許可されないため、特定の国のカード取引はその国の会社で処理される必要がある。したがって、WebPay は日本市場のウェブ決済のニーズを満たすことを目指している。

開発者にこのインタフェースを提供するため、Fluxflex は日本で最も古く最大の決済処理会社 GMO Payment Gateway と提携した。正式ローンチにあたり、同社は CyberAgent VenturesArchitype、GMO Payment Gateway から出資を受けた。出資金額は明らかにされていない。

ユースケースに関しては、会計SaaS の Freee や日本酒定期配送サービスの Sakelife が、決済ニーズを満たすため Fluxflex のソリューションを利用している。

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Image credit: Stock foto

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