シンガポールのデザイン特化のeコマース「Hipvan」が資金調達し、マレーシアに進出

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Hipvan

内部情報によると、シンガポールを拠点とするデザイン志向型のeコマースサイト「Hipvan」が最近、エンジェルラウンドの資金調達を完了したようだ。

さらに、資金を手にしたHipvanは、マレーシアのドメインを獲得してマレーシア市場に正式参入し、マレーシアの「DSYR」とシンガポールの「Kwerkee」と直接対決することも分かった。

Hipvanの共同設立者Danny Tan氏は、同社がエンジェルラウンドを完了したばかりであることは認めたものの、資金の調達額や投資家の名前については明らかにしなかった。また、同氏は同社の売上額についてのコメントも避けたが、注文件数は毎月倍増していると述べた。

現在、Hipvanには5人の正社員がいる。そして、シンガポールの拠点から最も近いという理由からマレーシアにサービスを拡大した。だが、Hipvanがサービスを拡大するのはマレーシアだけではないようだ。同サービスは2015年までに8~10か国に進出する予定のようだ。

関連情報としては、アメリカのデザイン志向型eコマースサイト「Fab」が最近、中国とおそらく日本に進出するために、1億5000万米ドルの資金を調達している。Fabは東南アジア市場への関心をまだ示していないが、同サービスが近い将来この地域に進出する計画をしていると知っても驚くことではないだろう。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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