※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。
日本のインターネット大手、価格比較サイトの価格ドットコムや、レストランのレビューサイト食べログを運営するカカクコムが、「ごちレコ」という新しい食べ物アプリをローンチした。
多くの食べ物アプリが存在しているが、それらとごちレコが異なるのは、このアプリは家族同士(登録の際に設定が必要)の間だけで使われるものだという点だ。多くの家族は、夕食に何を食べるのかm何時に帰ってくるのか、何か買って帰るものはあるのかというメールのやりとりを毎日している。
しかし、マーケティング・リサーチの会社、マクロミルの調査によれば、主婦のほぼ半数以上が夫のために料理をする際、自分の作った料理に対して夫の一言に 「カチン」ときたことがあるという、ごちレコは、毎日の食コミュニケーションをさらに楽しいものにすることにフォーカスしている。
このアプリを使用すると、メンバーは夕飯のメニューに関する意見を交換し、食べたものを写真で記録できる。家族の料理担当は他のメンバーに、好きな料理を尋ねることができ、他のメンバーは彼らの好みを返答し、シェアすることができる。
レシピタブでは、ほかの家庭から多くのレシピが提案される。すべてのレシピに対して、「買い物リストに追加」ボタンがついており、必要な材料を買い物リストに追加することができる。
最大級の料理レシピサイト、クックパッドがこうしたアプリをリリースすることをイメージしていた。そして、実際に同社は iOS アプリの「おむすびけん」をリリースした。このアプリのユーザは、自宅の料理写真を投稿することで、バーチャルのキッチンに住む子犬を育てることができる。頻繁に投稿することで、子犬の衣服を手に入れることができ、キッチンの模様がえをすることもできる。
この夕飯まわりにおける家族間コミュニケーションの改善アプローチについてはこれまで見たことがない。もしごちレコを試してみたいと思ったら、iOSとAndroidで試すことができる。
過去に紹介した他の有名な日本の食べ物アプリには、Snapdishがある。写真や家で作った料理のレシピを交換することでソーシャルネットワークのように動作する。このアプリ内の70%もの写真は自宅での料理写真となっている。
もう1つのフード系写真アプリ、Miilは、2011年のリリース以来、30万ダウンロードを突破。Miilに関する記事はこちらから読むことが可能だ。
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