家入氏が突然の「スパルタPHP教室」発動ーースクールを無料開催する理由とは

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一般社会が三連休最終日というカレンダーで動いている中、家入一真氏がこんなツイートをしていた。

スパルタ…

サイトをみるとどうやらPHP(なぜこの言語が最初なのかはわからないが)の講習をしてくれるスクールを開催するらしい。会場となる教室は…沖縄…。しかも受講料は無料のようだが、交通費と宿泊費は自己負担だという。特にホテルなどの指定があるわけではないので、高確率で全て自己手配なのだろう。まあ、その方がいい。

早速、家入氏にiMessageで取材を試みた。

私:スパルタPHP教室集まってますか?

家入:今ミッドタウンです。ああ、受講生ですね。すごい集まってますよ。

私:講師の先生はどのような方が実施されるのですか?

家入:(富士山マガジンサービス取締役などを務める)神谷アントニオ氏とコミュニティ・障害と闘っている柏木さんという19歳の方を講師にお招きしました。

私:ちなみに今回「沖縄」ということですがどうしてそこの場所になったのですか?

家入:私が行きたかったからです。

ありがとうございました。頑張ってください。

確かに彼は昨年、Studygiftというパンドラの箱を開けてしまい、学校をやりたいという想いをしばらく閉じたままにしていた。彼に会うと「学校もうすぐだよ。再開するよ!」とは聞いていたが、まさかスパルタとは想像してなかった。

さておき後のツイートで家入氏はサイトに書いてある無料の理由を知って欲しいと書いていた。読んでみると、このように記載してある。

この学校の授業は完全に無料です。なぜなら、あなたの今回の授業料は前の生徒さんが払って行ったからです。もしよろしければ、あなたも次の生徒さんの為に何かしていただけませんか。

それは授業料を払うことでも、今回学んだことを次はあなたが先生となって教えることでも、この学校の運営を手伝うことでも、livertyで一緒になってWEBサービスを作りあげてくれることでも、何でも構いません。

もちろん、何もしなくても結構です。そして、そんなみなさんの”優しさのギフト”で、青空学区は運営されています。

授業料は払っても構わないのか…。

彼のコンセプトやサービスは全体的に「人ができる小さな力を集めて繋げる」という印象が強い。Livertyから生まれたBASEなんかはそういう積み重ねで集まったメンバーが作り上げた勢いのひとつだ。

だから今回もまたスパルタというエキセントリックな表現は使ってるものの、またまた面白いプロダクトが生まれるんじゃないかなと予想したりもする。

また引き続き追いかけたい。

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