アジア最大のクリエイティブ・プラットフォームを目指し、ストックフォトサービス「PIXTA(ピクスタ)」がアジアに進出

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PIXTA

写真・動画・イラストなどの素材を販売するウェブサイト「PIXTA(ピクスタ)」を運営する、ピクスタ株式会社は、本日、アジアのストックフォト市場をターゲットにした英語版サイトを正式にリリースした。

PIXTAは、現在、約500万点の素材数と、国内を中心に約12万人の登録クリエイターを持つ。英語版サイトでは、国内で販売中の素材をほぼ同程度の価格の、1点 5米ドル〜 (日本円で 1 枚 525 円~)ロイヤリティーフリーで販売する。

海外クリエイターのコミッション率も国内と同様、販売実績に応じたランク制をとる。現時点ではコミッション率は、34%から50%程度。将来的には、現在国内で導入している「専属クリエイター制度」(PIXTA 限定で販売するクリエイターのことを指す)、「人物専属クリエイター制度」(専属クリエイターの中でも人物撮影に特化したクリエイター)といった制度を順次導入していき、コミッション率を最大60%にまで引き上げる方針だという。

PIXTAは、2006年5月のスタート以来、順調にダウンロード数を伸ばし、昨年は年間のダウンロード数が30万点を超えた。以下はダウンロード数の推移を表したグラフとなっている。

PIXTA-graph

現在、アジア圏では徐々にミラーレスカメラが普及しており、数年前PIXTAが立ち上がった当時の日本国内と似たような状況にあり、今後日本がたどったものと類似した成長路線をたどるとPIXTAは考えている。

一眼レフカメラ・ミラーレスカメラの普及によりレベルの高いアマチュアカメラマンの増加、それに伴った質の高い写真素材が増加するが、作品を公開する場所や機会は十分ではないこと。アジア圏でのストックフォト市場は、1点数万円の高価格帯素材が存在するのみで、素材にそれほどコストをかけられない中小企業などが使いやすい低価格帯素材を扱っているところがないことから、PIXTAはアジアへの進出を決めた。

PIXTAの英語版での売り上げ目標は来期1年間で1億円。アジア各国のクリエイターによる登録コンテンツ数100万点を目標の数値にしている。日本のクリエイターが海外で、アジアのクリエイターが生計をたてるためのクラウドソーシングプラットフォームとして成長していくことに期待したい。

欧州拠点の定額制ストックフォトサービス「イングイメージ」が、日本に上陸することを以前紹介した。ストックフォトサービス市場の競争も今後激しくなりそうだ。

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