米ソーシャルコマースサービス「Fab」に伊藤忠商事が500万ドルを出資、2014年に日本上陸へ

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fab

6月にシリーズDの資金調達を行った米国のソーシャルコマースサービスのFabが、現地時間の12日、伊藤忠商事から500万ドルの追加出資を受けることを発表し、TechCrunchVenturebeatFastCompayといったメディアが報じている。同社のベンチャーキャピタル部門である伊藤忠テクノロジーベンチャーズも、今回のシリーズDの資金調達に参加している。

Fabの共同創業者であり、CEOである Jason Goldberg氏は、Fabと伊藤忠とでジョイントベンチャーを設立し、2014年にFabを日本に上陸させるために協働していくと述べている

Fabと同種のサービスとして有名なFancyは今年の2月に日本に上陸を果たしている。最近では当日配達サービスをスタートしたり、Tumblrとの提携などを開始するなど、活発な動きが目立つ。今回、Fabも日本に上陸することが発表され、日本のプレイヤーであるSumallyやMONOCO等を含めた激しい競争が繰り広げらることになりそうだ。

アジアでは台湾のPinkoi、シンガポールのHipVanなど、デザインに特化したコマースサービスが注目を集めている。

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