2012年におけるモバイルコンテンツの日本の市場規模は88億米ドル、ゲームは51億米ドルに

日本のモバイルコンテンツフォーラム(MCF)は、同国のモバイル業界に関する多くの興味深い統計を含んだ新たなレポートを発表した。MCFによると、2012年のモバイルゲームの日本の市場規模は、およそ51億米ドルに達した。

そこで私はこのレポートの重要な情報を英語に翻訳した。MCFによると、2012年の日本のモバイル商取引およびコンテンツを合わせた市場規模は、2兆3507億円(244億米ドル)で、2011年から23%の非常に高い伸びを記録した。244億米ドル市場のうち、モバイルコンテンツは88億米ドルを占めた。

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2012年における日本のモバイルコンテンツに限った市場では、フィーチャーフォン(50億米ドル)がまだ大きいが、前年と比べると27%縮小した。この差は、前年比で4.6倍の38億米ドルに達した同市場のスマートフォンにより十分すぎるほど補われた。

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ではモバイルコンテンツ市場におけるゲームはどうだろうか?

2012年の日本のフィーチャーフォンのゲーム市場規模はおよそ24億米ドルに達した。約20億米ドルがソーシャルゲームで、さらに4億1000万米ドルがモバイルゲームだ(GREEやMobageといったソーシャルゲームネットワークで流通されていないタイトル)。

フィーチャーフォンは両方のカテゴリーで前年比で縮小していることに注目してほしい。

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スマートフォンの方では、ゲーム市場は全てのゲーム関係コンテンツで27億米ドルに達した(MCFはこれについてはソーシャルの区別をしていない)。

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スマートフォンに関するこの部門は前年比で5.4倍に成長した。まとめると、MCFによる日本の2012年におけるモバイルゲーム市場は全体で51億米ドルに達した。フィーチャーフォンは24億米ドルで、スマートフォンは27億米ドルであった。

【原文】

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