7月初め、大ヒットソーシャルメッセージアプリLineのテレビCMがインドで始まったと記事で取り上げた。その効果はあったのだろうか?
LINEのグローバル戦略およびマーケティングを担当する舛田淳氏によると、インドで集中的なテレビ宣伝をを実施してからたった3週間で500万人の新規ユーザを獲得したそうだ。
舛田氏は、LineがWhatsappやFacebook Messenger、そしてWeChatのような他のアジアのメッセージアプリとインド市場で競合しながら、今のところは良い結果を出していると、WSJ Digitsのブログで述べている。インドの利用者数は現時点では不明だが、7月1日の正式なローンチに先駆け、インドでこの定評あるアプリを利用していたユーザはいたはずだ。
Lineの登録ユーザ数は昨日2億人に達したが、その内の70%が日本以外のユーザであると舛田氏は語る。同氏は海外展開に関してWeChatやKakaoTalkと比較したLineの進捗を次のように述べた。
「当社の方が上手くやっていると思います。」
インドのゲーム分野に参入し収益アップを図ることについて、舛田氏は次のように語った。
「当社のプラットフォームは単なるメッセージプラットフォームではありません。当社はこのプラットフォームで作成した他にも多くのサービスを提供しています。インドでも、ゲームやニュース等他にも多くのサービスを提供していく予定です。既にヒンディー語でゲームをローンチしています。次は、アフリカ、ロシア、中東や南米等でサービスを展開していきたいと考えています。」
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
※編者注:SD JapanではLINEの軌跡をまとめたインタラクティブなインフォグラフィックを作成している。
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