マレーシアにおけるLINE、KakaoTalkそしてモバイルコマースのバトル

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企業がチャットアプリ市場で成功を収めるカギは何だろうか?誰がこの熾烈な争いに勝利するのだろうか?最初にGrouponがKakaoTalkに、続いてRakutenがLINEに、さらにZaloraがKakaoTalkプラットフォームに現れた。これはわずか2ヶ月のあいだに起こっている。

モバイルメッセージアプリ競争がマレーシアで白熱している。そして地元eコマース企業はモバイルコマースのシェアを高めるためにメッセージアプリを頼りにしようとしている。

マレーシアにおけるメッセージアプリバトル

WhatsAppはマレーシア人の心を広く掴んだ最初のモバイルアプリだ。競合他社と比較しても大きなユーザベースがある点でおそらく今でも同国で最大のメッセージアプリであろう。

しかし、WhatsAppの市場におけるリーダーという地位は、より革新的な競合相手からの脅威にさらされている。WeChat、LINE、そしてKakaoTalkだ。彼らはこの地域においても巨大な勢力を増している。

下の表を参照すると、マレーシアにも世界的な規模のトレンドを当てはめるのは妥当なようだ。特にWeChatとLINEはWhatsAppに比べて急成長している。

Messaging app Started since Stronghold User base
WeChat January 2011 China 300 million
WhatsApp July 2009 Spain 200 million+
LINE June 2011 Japan 150 million
KakaoTalk March 2010 South Korea 90 million

Source: TechCrunch

line_user_base_growth

事実、LINEは世界的に見てもFacebookやTwitterよりも急成長している。

これはFacebookやTwitterがどのように急速に広まっていったかを思い出させるようだ。メッセージアプリが世界市場で君臨するためには、急速な拡大は重要であり、現在、世界の市場競争はまだ開かれたままだ。

WeChatは現在ユーザ数が世界でトップだが、ユーザのほとんどは中国国内に存在するためLINEやKakao Talkと比較すると、機能やエコシステムという意味では「申し分のない」アプリとは言えない。

WeChatを運営しているTencentが最近、Kakao Talkの株式を13.54%獲得したということは興味深い。ということは、TencentとKakaoTalkが合併するということなのだろうか?

マレーシアにおけるLINE vs KakaoTalk

マレーシアに話を戻すと、LINE vs KakaoTalkのメッセージアプリバトルが現在ヒートアップしている。両社ともにTVコマーシャルをローンチしたり現地パートナーやメディアと協力するなどマーケティング活動を積極的に行っている。

両社とも急速なスピードでユーザベースを拡大している。LINEはマレーシアで何百万というユーザベースを誇り、間違いなくKakaoTalk(2013年6月時点で60万か?)をリードしている。しかし両社とも急速に成長しているのでまだ何とも言えない。一方WeChatは2012年11月に100万ユーザを超えたと発表した。

line_kawaii_stickers

LINEとKakaoTalkにほぼ共通する点は、「クールさ」と面白さを兼ね備えているという点であるが、LINEはカジュアルゲーム(LINE PopやLINE Bubbleなど)や可愛いスタンプを通じてユーザ数を伸ばしているという点で優勢だ。

もうご存知かもしれないが、アジア圏を対象にしたメッセージアプリでは、TVコマーシャルで有名人を採用したり、「公式アカウント」でファンがフォローできるようにしたりと、同じような戦略が取り入れられている。そしてKakaoTalkがマレーシアのFriendsterと提携した一方で、LINEはNokiaと提携した。

つまり、メッセージアプリ企業はユーザリーチが期待できる他社と提携することによって規模を広げ、知名度を上げ、最終的にはユーザベースを拡大することを目的にしている。そしてユーザ規模がある程度の大きさになったら、(相当の費用をかけて)一部のブランドに対して開放することが狙いだ。

面白いことに、LINEとKakaoTalkがローカルに提携する主要ブランドは、Rakuten、Groupon、Zaloraなどすべてオンラインマーケットプレイスかオンライン小売だ。

上の表によると、RakutenとZaloraは公式アカウントをほぼ同時にローンチした。だがRakutenは、ZoloraやGrouponよりも(「Friends」の)数を短期間で伸ばしており、それは「Friends」の数の伸びは、最初の段階の同アプリユーザ数によるところが大きいということを示している。

どのようにしてメッセージアプリがeマースに貢献しているのだろうか?メッセージアプリはモバイルコマースを加速させるのだろうか?「How can mobile messaging apps boost m-commerce?(メッセージアプリはモバイルコマースの拡大にどのように貢献しているか?)」を読んでみてほしい。

LINE vs KakaoTalk and M-Commerce Battle(LINE、KakaoTalkそしてモバイルコマースのバトル)」の記事は「e-commerce.milo」に最初に掲載されている。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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