モバイルテクノロジーが作る教育の未来、フィーチャーフォンがフィリピンの学校教育を手助け

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アジアでのスマートフォン普及率は上がっているが、フィーチャフォンが主流の地域もまだある。例えば、マニラ近郊の人口の89%はいまだフィーチャーフォンを利用している

広告代理店 DM9JaymeSyfu(DM9) はフィーチャーフォンが教育を手助けできる可能性を見出した。そして通信企業Smart Communicationsと協力し、教科書をSIMに組み込む計画を編み出した。それがSmart Txtbksと呼ばれるキャンペーンだ。

Smart Txtbksのアイデアは2012年の終わり頃に、DM9によってSmart Communicationsに提案された。その後の6か月間で、同通信企業は出版会社と提携を結び、教材をSIMカードのSMSインボックスにロードし、それをSmart Txtbksとして再パッケージ化した。

これらのSmart Txtbksはいくつかの公立学校に配布された。Smart Txtbksを配布した学校においては、出席率が95%に上がり、テストの平均点も90点を記録したと同通信企業は報告している。

Smart Communicationsの広報部責任者Ramon Isberto氏は、モバイルテクノロジーは ——低価格のフィーチャーフォンでさえも—— 人々の生活向上の助けとなるということをSmart Txtbksが示していると語る。

「大多数の人がまだフィーチャーフォンを使用し、電子書籍リーダーやタブレットが多くの家庭にとって手の届かないものである国ではSmart Txtbksを広めることには妥当性があります。」

次のステップはSmart Txtbksを教育省に紹介し、国中のより多くの学校で利用できるようにしてもらうことだとDM9JaymeSyfuのパートナーでチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるMerlee Jayme氏は語る。さらに多くの携帯電話を公立学校の生徒に配布するために「あなたの古くなった携帯電話を寄付しよう」というキャンペーンはこの計画の一環として生まれたものだとJayme氏は付け加えた。

このキャンペーンは「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」で92か国からの3万5000以上の創造的なプロジェクトと競い合い、グランプリを獲得した。フィリピンとしては初のグランプリだ。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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